第二朗読:一テサロニケ2・7b-9、13
福音:マタイ23・1-12
みなさんおはようございます。
今日は私達のカトリック円山教会で亡くなられた、愛する方々のためにお祈りする死者のミサです。
私は今、亡くなられた人々を思って愛があふれています。
みなさんも同じではないでしょうか。
愛は素晴らしい気持ちです。
愛を通して私達は心の平和、心の喜び、生き甲斐を感じますね。それは家族をケアすることです。
愛する人がいれば、その人と別れたくないという気持ちがおこります。
その気持ちを考えると、私達の家は愛の気持ちですね。
例えば、愛する人々が一緒にいれば、安心、喜びを感じます。
英語のことわざで、“Love is where the heart is!”というものがあります。
日本語で「心のあるところに愛がある」という意味です。
その考えで、私は日本に来て、日本語と英語は、あいさつで似ているところがあると思いました。
例えば、英語では“See you later” や “I’ll be back.”と言いますが、日本語では、行ってきます、また、じゃあね、あとでね。といいます。
この言葉は相手のための愛の気持ちが含まれています。
別れることを嫌う気持ちです。
早く愛する人々のところに戻りたいという意味を含んでいます。
その通りに、いつも11月にカトリック教会は先に天国に行かれた人々に祈りを通して私達の愛を送ります。
この習慣を通して、私達の心も強くなります。
それは、いつか愛する人々に会える、ちょっと我慢すれば、いつか会える、ということを確認することです。
ですから、死者の日は、美しい祈りの日です。
愛する人に、家を出る時にあいさつを通して安心の気持ちがあふれるように、今日、私達の祈りを通して、同じ気持ちで励まします。
このために教会では毎週日曜日に来る習慣が大切です。
悪魔は社会の雰囲気を暗くしたいです。
しかし私達のカトリック信者達の特徴は光です。
光は悪魔の暗闇を乗り越えます。
最近暗闇が多いですね。
先週の水曜日、ニューヨークでテロがありました。
イスラム信者が、ニューヨークの公園で8人を殺し、23人が怪我をしました。
彼はその行いを神様の栄光のためと大きな声で言いました。
間違いですね。
また、日本でも、先週ひどいことが見つかりましたね。
ある男性が、人々を殺していました。
やはり、悪魔の力が世界中のあちこちで、いたずらしていますね。
神様が天国で泣いていますね。
そのために私達が教会に来る習慣が大切です。
社会は時々、暗い映画館に似ています。
そして映画館を出て光を見ると、目が痛くなります。
それは教会に来ることに似ていますね。
神様は私達が光の中で生活するよう導いてくれます。
教会に来ることによって、私達の心に光の力を頂きます。
私達カトリック信者達は信仰生活によって社会に、愛の業を通して貢献するべきです。
聖人達の人生を振り返って考えると一杯良い模範があります。
今日、死者の日を祝いながら、私達個人の知り合い、家族などを与えた貢献思い出しながら、その人々の命のために神様に感謝します。
死者のミサの歴史はとっても古いです。
西暦6世紀から死者のミサを行った習慣が書かれています。
理由ははっきりわかりませんが、11月2日を使いました。
そして1748年に教皇様、ベネディクト14世がこの習慣を認めて、行うように発表しました。
愛されて亡くなった人々のこの世の貢献はもちろん、死者のミサの祈りの中の一部ですが、もう一つの目的は天国の生活の為です。
それは、煉獄です。
煉獄は天国に入るための待合所です。
フローレンス公会議とトリエントの公会議で煉獄について黙想しました。
その聖書の背景は、聖ペトロの手紙一1章7節と聖パウロのコリントへの手紙一3章15節にあります。
その意味は、煉獄は清める温かい場所です。
サウナみたいですね。よかったね。
でも、皆さん、煉獄を誤解しないでください。煉獄は地獄ではありません。
天国に入る為の準備室です。
必ず天国に進みます。
今日の朗読は、今日の死者のミサの為に、そこまで深く関係がありません。
その背景で、今日の死者のミサを祈りながら、亡くなった愛する人々のために、霊的に助ける機会です。
やはり、この世と天国、煉獄は近いですね。
コミュニケーションは終わりません。
天のお父様が、私達が無事に故郷の天国に戻ることを待っています。
私達が人間関係の問題を乗り越えるために、赦すことが大切ですね。
その価値観の源は、私達、天のお父様の価値観から学びました。
私達の赦しの力はあいまいですが、天のお父様の赦しと愛は強いです。
その事を信じて、今日の死者の日に私達は、希望と喜びを持っています。
天の神様が、愛を通して私達が両親を通して、この世に送りました。
そして、人生が終わった時も、同じ自分の愛を通して天国に帰ります。
今日の福音と死者の日は、少し関係もあります。
それは、一番偉大な人が、偉い人ではなく、天国で一番偉い人が他の人を助ける人です。
イエス様のような仕える人です。
皆さん、これを信じて、亡くなった愛する人々、お母さん達、お父さん達、兄弟、姉妹たちのように、毎日愛の生活をしながら、社会に貢献を与えましょう。