2017年5月28日日曜日

主の昇天

第一朗読:使徒言行録1・1-11
第二朗読:エフェソ1・17-23
福音:マタイ28・16-20

みなさんおはようございます。
今日はカトリック教会の典礼の中で、とても美しい祝日です。
イエス様の昇天を祝います。
この出来事はイエス様の御復活の40日後だったそうです。
実は、聖書の中で40という数字はよく出てきます。
その意味は、時間をかけて行われた、というものです。
御復活と同じようにイエス様が昇天出来る力は自分の心の中に天のお父様へのすばらしい愛を持っていたからです。
彼は人生の中で神様の愛を学び、彼の生きがいでした。
そして神様がイエス様を天国のふるさとに呼びました。
イエス様の天国へ出発される様子を考えると、最近の政治の移民問題について考えました。
私の国の場合、だいたい国民は皆移民としてやってきました。
例えば、私の母の場合はアイルランドで食べ物が少なかったので、生き残るために、おじいちゃんが船でニューヨークへ行きました。
ニューヨークで彼は仕事を探し、おかげで家族はアメリカで生き残ることができました。
前の説教で話したと思いますが、彼は石工なので、当時ニューヨークでブルックリン橋を造っていましたので、その作業を助けました。
私の父のおじいちゃんはレバノンで絨毯職人でした。
ペルシャ絨毯の会社に勤めていました。
しかし、当時レバノンで戦争がありました。
私のお婆ちゃんはレバノンで旅している時に偶然おじいちゃんに出会い、2人はアメリカのニューヨークへ移り住みました。
アメリカ人にはこのような話が沢山あります。
聞きましたが、日本も100年前に仕事がなくて、南アメリカへたくさんの人が渡ったそうですね。
そして、20年ほど前から、その場所から戻ってくる日系人が増えているそうです。
やはり人間は良い生活の場所を探しています。
それが移民の目的です。
私達カトリック教会の目的はその希望に似ています。
イエス様は明るい将来を教えるために、この世にいらっしゃいました。
それはもっと霊的な意味でした。
愛を通しての生活の仕方です。
愛を通してこの世の不公平を乗り越えることができます。
ですから、今日の第一朗読の中で、天使達が弟子達に空を見ていないで、仕事に戻るように言いました。
イエス様が天国に昇天される前に、自分の霊を私達に入れてくださいましたので、彼と同じ精神と行いができます。
私達もいつか死んだときに、イエス様の愛が私達の心にいるので、彼と同じように天国に昇天します。
それは希望的な将来です。
今日の被昇天の出来事の時、マリア様もいらっしゃいました。
マリア様はイエス様の昇天の目撃者でした。
マリア様は私達のための素晴らしい愛の模範です。
妊娠の時から、イエス様が死ぬまで一緒に旅をしました。
今日は5月の最後の日曜日です。
ですから今日、イエス様の昇天を祝いながら、彼のお母様にも感謝しましょう。
本当にマリア様のおかげでイエス様が無事に生まれました。
元気に育って立派な人になりました。
マリア様の人生を振り返って考えると、私達のために良い模範です。
どんな方法で毎日を過ごすか、マリア様を通してわかります。
それは、一つずつの行いが神様の栄光のためです。そして、周りの人々を助けるためです。
どうぞみなさん、イエス様の昇天を祝うために、今日もいっぱい愛しましょう。愛は心が軽くなります。
いつか私達も昇天できるために、この世の重いこと、憎しみ、差別、悪口、非協力等を捨て、軽い人々になりましょう。
イエス様の被昇天を通して、私達には明るく希望のある将来がありますので、寂しい時は空を見ましょう。
神様とイエス様とマリア様と私達の愛する先立たれた人達も天国で待っています。

怖いことはありません。

2017.05.28 今週のお知らせ

528日(日)
主日のミサ ( 山谷神父様司式 )
0930
教会学校
1100
 福祉納豆販売



 
1000
主日ミサ
1100
 青年会コーヒー

★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)


5
29
(月)




30
(火)




31
(水)




 6
01
(木)
1000

入門クラス


02
(金)
1000
1000
1030
金曜作業グループ
ミサ(初金)~マイレット神父様
教会清掃(1グループ)

03
(土)
1000
1830
「福音宣教」読書会
English Mass

04
(日)
0930
1000
1100
1115







教会学校
主日ミサ
福祉コーヒー
聖歌を練習する会

2017年5月21日日曜日

復活節第6主日

第一朗読:使徒言行録8・5-8、14-17
第二朗読:一ペトロ3・15-18
福音:ヨハネ14・15-21

みなさんおはようございます。
ここ最近ずっと私は風邪をひいていました。
最初は頭痛だけでしたが、のちに喉が紙やすりのようにザラザラしてきました。
それを乗り越えるためにのど飴をなめています。
また、気管から咳こむような音が出て、夜中も苦しいです。
二つの薬を飲むと少し落ち着きます。
そして水曜日から、右耳が聞こえづらくなりました。水中に潜っているような聞きづらさです。
鼻をかむ時には耳から変な音が聞こえます。
ひどかったです。本当にこんなにひどい風邪は久しぶりです。
聖書の中のヨブに似ています。
その苦しみの中で、一つ良いことがありました。
金曜日の午後の授業で、学生達の前に病気の状態で現れたら、ケンちゃんかわいそう~と皆が言って、いつもより90分の授業を協力して取り組んでくれました。
この風邪を通して学びました。
それは、愛は時々忍耐力を表します。
学生達が、私の為に忍耐がありましたし、飛行機に乗った時に、フライトアテンダントも私が可哀そうなので、水とキャンディーの袋を持ってきてくれました。
私は仕事が大好きですが、今回は自分のケアのために家に帰ってベッドに倒れました。
それは、自分の為の愛です。
昨日の授業で学生達に死について教えました。
死を確認するためには二つの条件があります。
一つは、心臓が動いているかです。
それは伝統的な条件です。
今、21世紀に入りテクノロジーか進歩しているので、病気の人を機械によってサポートができます。
ですから、現代の医療と倫理の中で、死を確認するために脳死の条件を使います。
ちょっと複雑ですが、学生達は将来看護師になるので、それを理解するべきです。
その準備をしながら、私は今日の説教について考えていました。
特に、今日の第二朗読のペトロの内容でした。
それは聖ペトロによる内容ですが、面白いのは、医療と倫理が生まれる前に、彼は大切な事を発見していました。
それは、私達の信仰の源は脳の知識ではなく、心の知識です。
とっても美しいアイディアです。
学校にいかなくても、信仰を学ぶことができることがその証拠です。
ですから、2000年間イエス様について信仰生活は、人々の心を通して学んだり実践したりしました。
心の実りは、やはり愛です。
金曜日の授業でも学生達が授業の中で私のために憐れみ、「ケンちゃんかわいそう~」と愛を通して言ったことです。
今日の朗読を通して、私達の心の中に二つのことがあると理解しました。
一つは愛です。
もう一つは聖霊です。
聖霊が私達の心から頭に何を言うか、何をするか、導きます。
それを表すために、今朝シェービングクリームを持ってきました。
シェービングクリームは、男性の皆さんは女性よりわかっていると思いますが、クリームなしでヒゲそりをすると痛くて、綺麗に剃れません。
しかし、クリームを使えばヒゲがやわらかくなって、芝生を刈るようにスムーズにヒゲを剃ることができます。
重要なポイントは、シェービングクリームをスプレーから出すことです。
みなさん、私達の心の愛と同じです。
自分の心を中に、シェービングクリームのスプレーの中のように閉じ込めていては、周りがスムーズになりません。
しかし、心の中の愛を出して使うことができれば、自分のためだけではなく、皆のためにとてもナイスな雰囲気になります。
今日の日曜日からイエス様は私達に聖霊の力の教育をはじめました。
イエス様は私達の協力を頼っています。
もっとやさしく、美しく、教会・社会・世界をつくるために、聖霊の導きを信頼しましょう。
聖霊は私達の心の中に住んでいます。
150年前、ダーウィンは自分の有名な理論を発表しました。
重要なポイントは『最適者生存』でした。
その意味は、一番強い動物は生き残ります。
でも、ダーウィンの本を読むと、一番強い動物は一番優しい動物です。
その優しさを通して、お互いを助けながら、自分だけではなく、他者も生き残ることができます。やはり、私達人間は愛と優しさが最も大切な行いですね。
どうぞ皆さん、自分の生存、周りの人々の生存、教会の生存のために、イエス様の再臨を待ちながら、毎日愛を通して、優しさを通して生活をしましょう。

二週間、私の病気のために優しい言葉と行い、ありがとうございました。

2017.05.21 今週のお知らせ

5月21日(日)
主日のミサ ( 復活節第6 )
0930
教会学校
1100
 典礼・広報部会



 
1000
主日ミサ
1200
 運営委員会

★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)


5月
22日
(月)
0615
1000
ミサ
絵手紙

23日
(火)




24日
(水)
0615
0900
ミサ
業者清掃
 
25日
(木)
0700
1000
1000
1200
ミサ(聖心会)
養成クラス
キルトの会
聖堂清掃

26日
(金)
1000
1830
1930
金曜作業グループ
ミサ
「福音宣教」読書会

27日
(土)




28日
(日)
0930
1000
1100
1100






教会学校
主日ミサ(山谷神父)
福祉納豆販売
青年会コーヒー

2017年5月14日日曜日

復活節第5主日

第一朗読:使徒言行録6・1-7
第二朗読:一ペトロ2・4-9
福音:ヨハネ14・1-12

母の皆さん、また母的な仕事をしている皆さん、母の日おめでとうございます。
ハッピーマザーズディ!
今日は世界中の生きているお母さん達と、先に天国に行かれたお母さん達も、私達のために世話をしてくれた事を考えながら感謝いたします。
お母さん達は、毎日私に愛情を注いでくれて、おかげで元気に育ちました。
今日も女性達の心に感謝します。
母の日の歴史も、女性達の価値観と関係があります。
1858年ちょうどナイチンゲールがクリミア戦争の中で軍人達の世話をしていた時、アメリカでも南北の戦争がありました。
その時、アンナ・ジャービスとジュリア・ウォード・ハウが平和の雰囲気を取り戻すために、母の日を発表しました。
「私達人間は一つのファミリーです。私達人間は同じ血の同じ家族です。ですから、お互いの命を滅ぼすことより、守りましょう。」
そして白のカーネーションを人々に配りながら、この運動を始めました。
アメリカでは、1912年から毎年5月の第二日曜日に祝日を祝い、日本は1913年から始まりました。
やはり、この祝日もお母さん達の勇気の模範、愛の模範から始まりました。
私達カトリック信者達はこの背景を聞きながら、イエス様のお母様マリア様の勇気の模範を思い出します。
母たちの素晴らしい平和的な模範、愛の模範の背景を考えながら、最近、フランシスコ教皇様は、アメリカのトランプ大統領に文句を言いました。
なぜなら、約2週間前にトランプはアフガニスタンの国で敵のテロリストを抑圧するために、アメリカで一番大きな爆弾を投下しました。
その爆弾はMOABという名前で、頭文字を短縮した名前ですが、フルネームは“Mother Of All Bombs(全ての爆弾の母)”です。
教皇様が、お母さんは命を与える人々なので、この名前はとても失礼だと話しました。
トランプに恥ずかしいことだと言いました。
やはり、教皇様はお母さん達を大好きですね。
今週、トランプが教皇様と面談しますので、多分その話をすると思います。
私の体験ですが、お母さんは爆弾ではなく、平和を実現する人でした。
子供の時代に3つの忘れられない体験がありました。 
一つ目は、友達と一緒に戦争ごっこをしました。
お互いに石を投げ合っていました。
最初に小さな石だけで、痛くありませんでしたが、突然友達が大きな石を私の頭にぶつけて、頭ははれ上がり血が出ました。
台所に行くとお母さんは食事の準備中でお母さんは叫びました。
お母さんは友達に家に帰るように言いました。
そしてラッキーなことに病院がとても近かったので、タクシーですぐ病院に行き、頭の手術をしました。
そして頭の穴をふさぎました。
その後で戦争ごっこはやめました。
もう一つは、小さい時に動物園に行ったことでした。
触れられる動物がいました。
その時は冬でした。
私は喜んで、ラマに触ってラマは私の手袋を取って食べました。
私はびっくりして大きい声で泣きました。
あとでお母さんが「大丈夫、ラマちゃんはお腹が空いていたので食べました。」と言いました。
その後、母もラマに触っていました。
それは私が怖がらないようにとの模範でした。
三つ目は高校生のときでした。
私は高校二年生の時に一生懸命スペイン語を練習していました。
私達の高校は国際的なプログラムがありました。
そのプログラムを通して、留学を一年間出来ました。
お姉さんはそのプログラムを通してロシアに留学生として行っていました。
私もスペインに行きたくなってお父さんのところに行きました。
私は「姉と同じように私も外国に行きたい、スペインで勉強したいです。」と言いました。
父が「私は分かりません。お母さんに聞いて下さい。」と言ったので、母のところに行って聞きました。
母は「ケンちゃん素晴らしいアイディアです。行ってらっしゃい。」と言いました。
そして、父が母の希望を聞き賛成しました。
私の母は、私の夢が実現できるように頑張りました。よかったね。
偶然ですが、先週、学校から依頼があって、代表としてバルセロナへ学会に行きます。
そのニュースを聞いて、高校生の時代お母さんのおかげで行ったことを懐かしく思い出しました。
皆さん、母の日は素晴らしい社会としての感謝の日です。
母たち神様と協力して、私達はこの世に産まれます。
母たちの愛は人生ずっと私達の夢を叶えるためにサポートします。
イエス様とお父さんの間の素晴らしい愛は私達の子供達とお母さん達の間の愛に似ています。
それは、必要なことがあれば必ず愛を通して、そのニーズを満たします。
天のお父様が愛するイエス様のために一番素晴らしい行ったことは、御復活でした。
私達のお母さん達の愛は天のお父様の愛に似ていますね。
病気の時には元気になるように看護して、失敗の時に回復するために励ましの言葉を言います。
皆さんも自分のお母さんに、心の中にいい思い出がたくさんあると思います。今日母の日、私生きているお母さん達と、先に天国に行かれたお母さん達の命のために、感謝いたしましょう。
彼女たちの、愛の模範のために神様に感謝いたしましょう。

そして、私達も母と同じように愛一杯の人間になるために、見習いましょう。

2017.05.14 今週のお知らせ

5月14日(日)
主日のミサ ( 子供ミサ )
0930
教会学校
1100
 ミニ・バザー
1000
主日ミサ
1100
 福祉コーヒー
1100
パン販売
1115
 記念ミサチーム会合

★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)


5月
15日
(月)
0615
ミサ


16日
(火)




17日
(水)
0615

ミサ

 
18日
(木)
0700
1000
ミサ(聖心会)
入門クラス

19日
(金)
1000
1000
1830
教会清掃(3グループ)
金曜作業グループ
ミサ

20日
(土)
0700
1000
1830
ミサ(入門クラス)
「福音宣言」読書会
English Mass

21日
(日)
0930
1000
1100







教会学校
主日ミサ(復活節第6)
典礼・広報部会