2017年5月14日日曜日

復活節第5主日

第一朗読:使徒言行録6・1-7
第二朗読:一ペトロ2・4-9
福音:ヨハネ14・1-12

母の皆さん、また母的な仕事をしている皆さん、母の日おめでとうございます。
ハッピーマザーズディ!
今日は世界中の生きているお母さん達と、先に天国に行かれたお母さん達も、私達のために世話をしてくれた事を考えながら感謝いたします。
お母さん達は、毎日私に愛情を注いでくれて、おかげで元気に育ちました。
今日も女性達の心に感謝します。
母の日の歴史も、女性達の価値観と関係があります。
1858年ちょうどナイチンゲールがクリミア戦争の中で軍人達の世話をしていた時、アメリカでも南北の戦争がありました。
その時、アンナ・ジャービスとジュリア・ウォード・ハウが平和の雰囲気を取り戻すために、母の日を発表しました。
「私達人間は一つのファミリーです。私達人間は同じ血の同じ家族です。ですから、お互いの命を滅ぼすことより、守りましょう。」
そして白のカーネーションを人々に配りながら、この運動を始めました。
アメリカでは、1912年から毎年5月の第二日曜日に祝日を祝い、日本は1913年から始まりました。
やはり、この祝日もお母さん達の勇気の模範、愛の模範から始まりました。
私達カトリック信者達はこの背景を聞きながら、イエス様のお母様マリア様の勇気の模範を思い出します。
母たちの素晴らしい平和的な模範、愛の模範の背景を考えながら、最近、フランシスコ教皇様は、アメリカのトランプ大統領に文句を言いました。
なぜなら、約2週間前にトランプはアフガニスタンの国で敵のテロリストを抑圧するために、アメリカで一番大きな爆弾を投下しました。
その爆弾はMOABという名前で、頭文字を短縮した名前ですが、フルネームは“Mother Of All Bombs(全ての爆弾の母)”です。
教皇様が、お母さんは命を与える人々なので、この名前はとても失礼だと話しました。
トランプに恥ずかしいことだと言いました。
やはり、教皇様はお母さん達を大好きですね。
今週、トランプが教皇様と面談しますので、多分その話をすると思います。
私の体験ですが、お母さんは爆弾ではなく、平和を実現する人でした。
子供の時代に3つの忘れられない体験がありました。 
一つ目は、友達と一緒に戦争ごっこをしました。
お互いに石を投げ合っていました。
最初に小さな石だけで、痛くありませんでしたが、突然友達が大きな石を私の頭にぶつけて、頭ははれ上がり血が出ました。
台所に行くとお母さんは食事の準備中でお母さんは叫びました。
お母さんは友達に家に帰るように言いました。
そしてラッキーなことに病院がとても近かったので、タクシーですぐ病院に行き、頭の手術をしました。
そして頭の穴をふさぎました。
その後で戦争ごっこはやめました。
もう一つは、小さい時に動物園に行ったことでした。
触れられる動物がいました。
その時は冬でした。
私は喜んで、ラマに触ってラマは私の手袋を取って食べました。
私はびっくりして大きい声で泣きました。
あとでお母さんが「大丈夫、ラマちゃんはお腹が空いていたので食べました。」と言いました。
その後、母もラマに触っていました。
それは私が怖がらないようにとの模範でした。
三つ目は高校生のときでした。
私は高校二年生の時に一生懸命スペイン語を練習していました。
私達の高校は国際的なプログラムがありました。
そのプログラムを通して、留学を一年間出来ました。
お姉さんはそのプログラムを通してロシアに留学生として行っていました。
私もスペインに行きたくなってお父さんのところに行きました。
私は「姉と同じように私も外国に行きたい、スペインで勉強したいです。」と言いました。
父が「私は分かりません。お母さんに聞いて下さい。」と言ったので、母のところに行って聞きました。
母は「ケンちゃん素晴らしいアイディアです。行ってらっしゃい。」と言いました。
そして、父が母の希望を聞き賛成しました。
私の母は、私の夢が実現できるように頑張りました。よかったね。
偶然ですが、先週、学校から依頼があって、代表としてバルセロナへ学会に行きます。
そのニュースを聞いて、高校生の時代お母さんのおかげで行ったことを懐かしく思い出しました。
皆さん、母の日は素晴らしい社会としての感謝の日です。
母たち神様と協力して、私達はこの世に産まれます。
母たちの愛は人生ずっと私達の夢を叶えるためにサポートします。
イエス様とお父さんの間の素晴らしい愛は私達の子供達とお母さん達の間の愛に似ています。
それは、必要なことがあれば必ず愛を通して、そのニーズを満たします。
天のお父様が愛するイエス様のために一番素晴らしい行ったことは、御復活でした。
私達のお母さん達の愛は天のお父様の愛に似ていますね。
病気の時には元気になるように看護して、失敗の時に回復するために励ましの言葉を言います。
皆さんも自分のお母さんに、心の中にいい思い出がたくさんあると思います。今日母の日、私生きているお母さん達と、先に天国に行かれたお母さん達の命のために、感謝いたしましょう。
彼女たちの、愛の模範のために神様に感謝いたしましょう。

そして、私達も母と同じように愛一杯の人間になるために、見習いましょう。