2018年7月29日日曜日

年間第17主日

第一朗読:列王記下4・42-44
第二朗読:エフェソ4・1-6
福音:ヨハネ6・1-15


カトリック円山教会の子供たち、お母さんたち、教会の学校の先生たち、ボランティアの皆さん、またカトリック伊達教会の信者の皆さん、おはようございます。
今日は私にとってとても美しい日です。
なぜなら、室蘭と伊達の地域は、私にとって日本の故郷です。
1992年、新神父として、ケビン神父様とボーゾレ神父様と三人で、この地域の四つの教会とカルメル修道院を担当しました。
楽しく忙しい、また美味しい歴史を思い出します。
信じられませんが、もう26年前の話です。
それは個人の歴史だけではなく、教会の歴史も積み上げることが出来ました。
その中で、26年前に、青年グループだった佐久間君は神父様になりました。
奇跡だと思います。
本当に神に感謝です。
やはり私たち信者たちが、神様の愛と恵みを信じますので、日々のチャレンジを乗り越えて、将来へ進んでいきます。
その命に対するアプローチに対して、幸せな人生を過ごしますね。
考えると、それはマリア様の態度でした。
私たちが愛する子どもたちに、その大切な精神を教えるために、今回のキャンプに出発しました。
キャンプは面白い体験ですね。
多分私たちカトリック信者たちにとって、キャンプは黙想会に似ていますね。
楽な場所を離れて、生き残るために、生活に必要なものだけをカバンに持って、信頼できる人々と出発します。
キャンプの時は、私たちは日々の生活を放棄して、神様の恵みを信頼するために向かいます。
キャンプには色々な種類があります。
強制収容所もありますし、移民のキャンプもあります。
そして災害の時の避難所もありますし、レクレーションキャンプ、研究のためのキャンプもあります。
多分今回のバイブルキャンプは、研究のためのキャンプに似ていると思います。
今年の研究の目的は、マリア様の精神を調べて、私たちも見習うことが出来るためです。
とても偶然ですが、忙しい中でこのキャンプの準備をしながら、神様からプレゼントをもらいました。
先週の木曜日はマリア様の両親(聖アナと聖ジョアキム)の祝日でした。
この二人のおかげで、マリア様が立派な信者になり、また立派な奥さんとお母さんになりました。
そして立派な息子イエス様を育てることが出来ました。
ですから、本当にこのキャンプは、私たちが愛する子どもたちのために準備をしましたが、内容は私たち大人のためにも学ぶためのメッセージです。
素晴らしいことですね。
良い信者になることはチームワークです。
例えば、私たちが愛する佐久間神父様もそうです。
彼の両親の信仰のおかげで、また伊達カトリック教会の信者たちの模範のおかげで、色々な神父の模範のおかげで、また自分の自由意志を通して、神父の道を選択しました。
もちろん天国でも最後の計画があります。
しかし、残念ながらそれは神様の秘密の計画ですね。
私たちカトリック信者たちが感じることは、私たちも神様の計画の中に役割があります。
一人一人が神様の物語に参加しています。
振り返って考えるとマリア様は、特別な恵みを通して、祝福された人でした。
しかし、彼女の両親アナとジョアキムのおかげで、マリア様の信仰の種が元気に育つことになりました。
イエス様の物語と同じです。
素晴らしい信者になることは魔法ではありません。
ハリーポッターとディズニーは、私たちの楽しみのために存在します。
しかし、良い人間なるために、仕事、愛、祈りは大切な要素になります。
今回のキャンプで、マリア様の五つのあらわれた出来事を子供たちに紹介しました。
考えるとマリア様は、私たちの天国でのお母さんとして、私たちはマリア様の子どもとして、良い信者の生活を通して道に迷わないように天国から来ました。
素晴らしい出来事ですね。
そのマリア様のあらわれた存在を通して、必要な力を頂きます。
でも、このマリア様の活動の中で、私たち大人のためにも重要なメッセージがあります。
それは私たちが任された子どもたち、学生達を立派に育てるために、時々勇気付ける支援が必要です。
私たちもマリア様と同じように、子どもたちのそばにあらわれて、指導することが愛の業です。
皆さん、この尊い課題を頑張りましょう。
もう一つの偶然がひとつあります。
それは今日の福音です。
皆さん覚えていますか?
今日の福音の中で素晴らしい奇跡がありました。
その源は子供が持っている魚とパンの弁当です。
彼がその弁当をイエス様に渡して、お腹を空かせた人々を満腹にさせました。
やはり、神様が子供たちも自分の計画の中に大切な役割があると言っています。
子供たちは私たちが生き残るために、色々な賜物を持っています。
それは彼らの美しい希望と深い信頼関係と愛です。
今回のキャンプで私は、この子供たちの価値観を見ました。
とても美しい子供たちです。
子供たちの皆さん、今回のキャンプを協力してくれてありがとうございました。
楽しかったね。
みんな協力して家から出て協力して過ごすことが出来ました。
それは神様のお恵みと、自分たちの愛のお陰です。
これからも皆さん、マリア様のような美しい人として、彼女と同じように人々を助けましょう。
目の前の休みを楽しく、安全に過ごしてくださいね。
そして、9月にまた会いましょう。
最後にカトリック円山教会、学校の先生を始め、ボランティアの皆さん、お母さんの皆さん、楽しい意味あるキャンプを支えてくださりありがとうございます。
無事終わりました。
イエーイ!!!神に感謝。

2018.07.29 今週のお知らせ

0729日(日)
年間第17主日

1000

主日ミサ (近藤師)

1100

聖堂清掃
1100
福祉納豆販売

夏季学校(3日目)





★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

07
30
(月)
0615
ミサ

31
(火)
0615
ミサ
08
01
(水)
0615
ミサ
 
02
(木)
0700
1000
ミサ/聖心会
入門クラス

03
(金)
1000
1030
1030
ミサ/初金
教会清掃/1G
金曜作業G

04
(土)
0700
1830
ミサ/入門クラス
English Mass
  
05
(日)

1000
1100
1100


主日ミサ(ケン師)
福祉コーヒー
ブロック例会

2018年7月22日日曜日

年間第16主日

第一朗読:エレミヤ23・1-6
第二朗読:エフェソ2・13-18
福音:マルコ6・30-34


まず皆さん1分間、西日本豪雨災害の被災者の方々のために黙祷しましょう。
皆さん、おはようございます。
夏は半分くらい終わりました。
私たちの大学の教員たちは、もう少しでテストが終わって、夏休みを迎えます。
偶然ですが、今日の福音の箇所は休みについてです。
イエス様も弟子たちのために、人々の良いケアを提供する人々のためにも、充分な休みが必要だと言っています。
それは私たち医療専門職だけではなく、会社員、主婦(主夫)、アルバイトしている若者も休みが必要です。
今朝の福音はマルコによる福音です。
マルコによる福音の特徴は活動です。
他の福音に比べて、イエス様の発言が詳しく書いてありません。
マルコにとっては活動(アクション)が重要です。
話の代わりに今日の短い福音を通して、イエス様の態度について見識しましょう。
たとえば、イエス様が弟子たちと深い信頼関係があることを学びます。
やはりイエス様は天のお父様から任された福音宣教は、自分だけではなく、弟子たちと私たちも通じています。
それはイエス様の仕事の成功の秘密のポイントです。
イエス様が弟子たちと私たちの愛の力を信じています。
彼が出来ることは私たちに教えて、私たちが彼の弟子として同じことが出来るように任されています。
その大切な仕事の中で、信者たちの休みを取ることは大切と今日学びます。
どうですか?皆さん。
あなたは自分の身体と心をケアしていますか?
そして今皆さんの中のリーダーたちは、働く人々のために必要な休暇を与えていますか?
今日の福音の箇所の中で、イエス様は弟子たちへの深い哀れみを持つ姿です。
自分体験から、弟子たちが疲れて休暇が必要と感じていました。
同じマルコによる福音の中の321節で、イエス様が働きながら、忙しく食べる時間が出来ないので、イエス様がおかしくなったと互いに言っています。
そのような体験から今日の箇所の背景になります。
またイエス様の有名なことわざがあるでしょう。
「すべての疲れた人、重荷を背負っている人はわたしの所にきなさい。そうすれば、わたしが休ませてあげよう。(マタイ1128節)」
皆さん今日の箇所から、私たちがストレス発散をするための方法を考えます。
それはイエス様と一緒に時間を過ごすことです。2000年前に弟子たちがイエス様と一緒に時間を過ごしてから、新しい力を頂きました。
私たちもお祈りを通して、ミサの参加を通して、イエス様の愛を頂いて、古い自分を脱ぎ捨て、新しい自分になります。
そのために私はインターネットで調べました。
ストレスを減らすために何が良いでしょうか?
リサーチによると、ストレスを発散するために人間の30%は祈りに使います。
47%は音楽を聴きます。
46%は運動します。
12%はヨガをします。
皆さん色々とストレスを減らすアプローチがあるので、私たちも回復のためにつとめましょう。それはイエス様のお願いです。
最近はニュースで色々な人間のジレンマをあらわしています。
その中でタイの洞窟の少年たちを救うために世界中の人々があつまりました。
ハッピーエンディングですが、レスキューの人が亡くなったことは悲しいことです。
また、私たち日本でも豪雨災害で沢山の人たちが被災して苦しんでいます。
愛を通して助けるために、神様から沢山のボランティアが送られました。
彼らが素晴らしい模範を社会のために示しています。
しかし、彼らも私たちも任された人々に良いケアを提供できるように、まず自分の命のためにケアを大切にすることは、大切な責任があります。
どうぞ皆さん、今日の短い福音の箇所を通して、そのことを思い出しましょう。
安全で楽しい夏休みを過ごして、心の回復にために祈りの中で、イエス様と一緒の時間を過ごしましょう。
ありがとうございます。
最後に西日本豪雨災害の被災者の人々にアヴェ・マリアの祈りを三回唱えましょう。

2018.07.22 今週のお知らせ

722日(日)
主日ミサ (年間第16主日)
0930
教会学校


1000
1200
主日ミサ(加藤師)
運営委員会









★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

7
23
(月)
0615
1000
ミサ
絵手紙

24
(火)
0615
ミサ

25
(水)
0615
0900
1000
ミサ
業者清掃
筆字の会
 
26
(木)
0700
1000
1200
ミサ/聖心会
養成クラス/キルトの会
聖堂清掃

27
(金)
1000
1830

金曜作業G
ミサ(子どもと共に捧げるミサ)
夏季学校(29日まで)

28
(土)
0700

ミサ(子どもと共に捧げるミサ)
  
29
(日)

1000
1100
1100

主日ミサ(近藤師)
聖堂清掃
福祉納豆販売

2018年7月15日日曜日

年間第15主日

第一朗読:アモス7・12-15
第二朗読:エフェソ1・3-14、または1・3-10
福音:マルコ6・7-13


まず、1分間、平成307月豪雨で亡くなった方へ黙とうをしましょう。
現在約200人の方が亡くなり、不明者も多く出ています。
日本の歴史の中でも、大きな洪水だったでしょう。
家が無くなったり、食べ物、飲み物も不足していて、何千人も避難所で過ごしています。
生活用品が無くなることは我慢できますが、思い出の品が無くなることは、より深い悲しみを与えます。
7万人のボランティアが参加して、復興支援を行っています。
皆さん、災害は沢山の苦しみを生みました。
お金持ち、貧しい人、ともに苦しみを受けました。
私たちカトリック信者達の立場は、苦しみは私たちの傷になるので、少し黙想するべきですね。
この中で二つの神秘があります。
一つは神様の神秘、もう一つは苦しみの神秘です。
問題と神秘は違います。
問題は乗り越えることが出来ます。
しかし神秘は、解決することが出来ません。
簡単な例は、先週私は歯医者さんに矯正治療のために東京に行きました。
いつも通りに治療を行って、札幌に戻りました。
ちょうどその夜、食事を食べていると、歯が壊れて取れました。
とても痛かったです。
すぐ東京に行けないので、天使大学の教員の友達の歯医者さんを紹介してもらい、救急で乗り越えました。
しかし、西日本で起こった災害の苦しみは全然違います。
彼らの苦しみは身体だけではなく、スピリチュアル的、精神的、社会的、経済的な苦しみがあります。
人間はよく、この信じられない苦しみが起こったときに「なぜ」という質問をよくします。
例えばイエス様が私たちのために十字架上で犠牲になることは、同じように「なぜ」ということがあったでしょうか?
その時、私たち信者達の信仰を助けます。
もっとも大切な質問が、苦しみの中ではなぜよりも神様はどこですか?というものです。
やはり神様が息子のすぐそばで支えていました。
私は天使大学での授業の一つがキリスト教概論です。
その課題として、遠藤周作の沈黙の本を読み、レポートと踏絵を作るものがあります。
遠藤周作もその苦しみの質問と向き合いました。
彼が若い時にフランスに留学生として行き、その時、差別の体験をしました。
彼もキリスト教信者なので、どうして日本人してこの苦しみを受けるのか向き合い、その体験から沈黙を書きました。
やはり、400年前の日本の殉教者たちも神様はどこか互いに聞きました。
そして、その体験の中で、神様を感じて我慢をしました。
もちろん、そばにいる共同体の信者達と、外国の宣教者達も、お互いに支援したので乗り越えることが出来ました。
素晴らしい歴史です。
今、私たちも、西日本の苦しみのために、このようなジレンマを迎えることになります。
簡単に説明は出来ません。
しかし、イエス様の愛の模範を思い出して、私たちのために今何ができるか学ぶことが出来ます。
2000年前に天のお父様が、私たちを助けるためにこの世にイエス様を送りました。
そしてイエス様が一番社会を離れた人々や、病者の人々、信者ではない人々を助けるために、自分のエネルギーと時間を使って支えました。
やはり、苦しんでいる人々は神様の存在です。
ですから、今神様も私たちを西日本に呼んでいます。
どうぞ皆さん、まず、祈りを通して、西日本の苦しんでいる人々に愛を沢山送りましょう。
そして、イエス様と同じように、食べ物、飲み物、衣類を避難所に送りましょう。
今日からこの教会に、「支援箱」を用意したので、少しの犠牲があっても、同じ日本人の兄弟姉妹として、少しでも多く支援いたしましょう。

2018.07.15 今週のお知らせ

0715日(日)
年間第15主日
0930
教会学校
1100
典礼部会
1000
1100
主日ミサ (子どもミサ・加藤師)
病者の塗油
1115

手話サークル





★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

07
16
(月)
0615
ミサ

17
(火)
0615
ミサ

18
(水)
0615
ミサ
 
19
(木)
0700
1000
ミサ/聖心会
入門クラス

20
(金)
1000
1030
1830
教会清掃/3
金曜作業G
ミサ

21
(土)
0700
1830
ミサ/入門クラス
English Mass
  
22
(日)

0930
1000
1200


教会学校
主日ミサ(加藤師)
運営委員会