第二朗読:ヘブライ2・9-11
福音:マルコ10・2-16、または10・2-12
皆さん、おはようございます。
皆さんご存知のように、10月はカトリック教会の中で、ロザリオの月です。
偶然ですが、今日はロザリオの聖母様の祝日です。
なぜ、ロザリオの月は10月でしょうか?
ファイナルアンサーは、1571年10月7日にギリシャのレバントで、教皇様の軍人たちがイスラム教との戦争に勝ちました。
そのために、初めてこの祝日は勝利の聖母様の祝日と言われました。
なぜなら、この戦争の勝利のために全ヨーロッパの信者達が、ロザリオの祈りをしていたからです。
その大切な勝利忘れないように、教皇様がこれからの全てのチャレンジを乗り越えるために、信者たちの祈りの生活を高めるために、名前をロザリオの聖母様の祝日に変更しました。
考えると、戦争に勝つために、麦は祈りでした。
祈りを通して人々の心の悪魔を追い出します。
私たちカトリック信者にとって、1つずつのチャレンジを乗り越えるために、信仰の力を使います。
私たちの信仰の力を強めるために、マリア様がロザリオの祈りを教えました。
マリア様の力の源はイエス様への愛です。
ですから、私たちは彼女に祈る時、ちょうどマリア様の信仰と合わせて、頑張ります。
マリア様も自分の命の中で、沢山の大変なことを乗り越えました。
マリア様は結婚前に妊娠をして差別を沢山受けることになりました。
イエス様が生まれた時、当時の王様がイエス様を探すためエジプトに逃げることになりました。
イエス様がまだ若い時に養父の聖ヨセフが亡くなりました。
そして、イエス様はまだ若い段階で、ピラトを通して十字架上で、苦しみを受けました。
マリア様はそのすべての目撃者でした。
マリア様の心に神様への信仰と、全ての人間の為の愛をたくさん持っていましたので、頑張る力になりました。
私たちもロザリオの祈りをする時に、マリア様の模範を考えながら、心に同じ信仰と愛を表します。
素晴らしい祈りです。
今日の朗読と福音は、家族と夫婦の愛についてです。
私個人のロザリオを学んだ理由は、ひどい嵐の怖さを乗り越えるために、家族が居間の中に集まって、マリア様の像の前で、ロザリオの祈りをしました。
なんとかその祈りを通して、心配なくベッドに戻って寝ることが出来ました。
お母さんが言いました。「マリア様が皆を守ってくれるので心配しないでください。」
私たち7人の子どもたちは「はい、お母さん、おやすみなさい。」と納得しました。
私たちのお母さんが亡くなった時、財産で一番欲しかったものは、そのマリア様の像でした。
今、私たちの家族がこの像をローテーションで回しているそうです。
もちろん私たち日本に住んでいる信者達が、自然災害が沢山あることも怖いですが、もっとも怖いことは、悪魔の誘惑です。
乗り越えるために、ロザリオを武器として助けます。
10月3日から28日まで、教皇様フランシスコが、若い人々の問題を調査するために、教会のリーダー達を教会会議でローマに呼びました。
私たちの勝谷司教様もローマに行きました。
彼のために素晴らしい体験だと思います。
やはり教皇様がイエス様の弟子として、家族と夫婦の幸せの為に心配しています。
教皇様が、マリア様の模範に見習って、若者たちが誘惑を乗り越えるために、祈りと共同体としての愛を通して、神様からの助けを差し伸べています。
皆さん、ミサの真ん中での祈りは何ですか?
信仰宣言ですね。
信仰宣言の中で、マリア様の役割が記録されています。
マリア様の協力のおかげで、救い主イエス様が生まれました。
ロザリオの祈りの目的は、神様の救いを、私たちの心に忘れないように続けるためです。
神様が人間を創造した瞬間から、私たちのために永遠の命を希望していました。
私たちロザリオの祈りをする時に、その神様の人間為の計画を感謝します。
どうぞ皆さん、最後に神様への感謝と、マリア様の祈りの助けを頂くために、三回アヴェ・マリアの祈りを唱えましょう。