第二朗読:フィリピ4・4-7
福音:ルカ3・10-18
皆さん、おはようございます。
10日後にクリスマスです。よかったね。楽しみです。
今年の典礼年はC年なので、待降節のために洗礼者ヨハネが出てきます。
彼は、私たちをイエス様の弟子としたいです。
この話を読んで私が子供の頃に好きだった話の「ピノキオ」を思い出しました。
日本でも人気な子どもの物語ですね。
イタリア人たちはクリスマスの時に、ピノキオの人形でクリスマスツリーをよく飾ります。
ピノキオは造られてから、いたずらっ子になりました。
ジミニー・クリケットに出会ってから、指導者として彼に良い子として導きました。
そしてある日、愛の霊を通して、本当の人間の男の子になりました。
美しい物語ですね。
考えると洗礼者ヨハネが私たちの為に、ジミニー・クリケットと同じ役割です。
正しい生活に導くために、色々なアドバイスをくれます。
この箇所の楽しいところは、洗礼者ヨハネが集団と仕事によって別々のアドバイスを言いました。
やはり集団に対しての役割とジレンマが違います。
クリスマスの時に私たちは幼子イエス様の誕生日を祝います。
かわいい赤ちゃんですね。
しかし、洗礼者ヨハネの場合は、大人のイエス様を紹介する役割でした。
彼にとってイエス様は神様の息子メシアです。
ですから洗礼者ヨハネは謙遜的な言葉をイエス様について使います。
そのために、洗礼者ヨハネが私たち信者になるための基準は高いです。
イエス様の言葉は「自分がしてもらいたいように、相手にしなさい。」です。
しかし、洗礼者聖ヨハネは、少し違いました。もっと高い基準を望みました。
それは、「神様があなたにしてもらいたいように、あなたも他の人々にしなさい。」です。
素敵な言葉ですね。
洗礼者ヨハネにとって、神様の一番高い価値観は愛です。
私たちは愛の業を行う時に神様の姿を見習います。
もちろん神様の愛の姿は、人間を平等に提供することです。
それは身体的なニーズだけではなく、心的なニーズも含んでいます。
今年のクリスマス、アメリカのカトリック教会は、アメリカへの移民者たちを支援するために、面白い運動をおこなっています。
普通アメリカ人はクリスマスの時に、家族と友人でクリスマスプレゼントを交換します。
しかし、アメリカ司教団は、移民者たちの生活をサポートするために、プレゼントのカタログを作りました。
例えば、カタログの中で、食べもの、飲みもの、テント、服、ランタン、ストーブなどのニーズのリストアップがあります。
そして、それを買ったら、アメリカのカリタスが、今メキシコの移民者たちに与えます。
この移民者のためのプレゼントを用意すると、証明書がもらえて、自分の家族に配ることができます。
すごく良い考えですね。
今、この暗い雰囲気の中で、実践的な運動でしょう。
しかし、イエス様のクリスマスは、もっとも私たちの心のニーズを満たすために生まれました。
それは人間の希望、喜び、愛の価値観です。
暗い社会の雰囲気の中で、希望、喜び、愛が食べ物と同じように大切です。
希望、喜び、愛はお金ではなく、優しい言葉と、態度、表情、また祈りを通して、周りの人々に配ります。
皆さん、神様が私たちをピノキオのお父さん、ゼペットと同じように創造しました。
そして、洗礼と堅信の秘跡によって私たちはカトリック信者として生きるようになりました。
私たちが現代の暗闇に迷った人々を、私たちのイエス様への信仰の光を通して、照らしましょう。