2018年11月11日日曜日

年間第32主日

第一朗読:列王記17・10-16
第二朗読:ヘブライ9・24-28
福音:マルコ12・38-44、または12・41-44


皆さん、おはようございます。
先週アメリカでは選挙がありました。
トランプ大統領が自分のイメージを高めるために、色々な教会の礼拝に参加しました。
しかし、スピーチの時、貧しい移民の人に悪いことをしたり、トランプ大統領を反対している人たちに悪口を言いました。
本当に教会で礼拝に参加したことはイメージを良くしましたが、本当の心は教会の価値観とは遠いと思います。
彼は神秘的です。
私はアメリカ人ですが、恥ずかしいです。
今日の福音の中で、同じような状態を表しています。
イエス様の時代の当時の偉いユダヤ教のリーダーたちが、自分のイメージを高めるために、素晴らしい服を着て、祈る場所では一番前の席に座り、祈りを長くしたりします。
しかし、彼らは本当に貧しい人々には手を貸しません。
イエス様は彼らをウソと言っています。
皆さん、現代の私たちの社会も同じ雰囲気ですね。
人々はブランドを好んで着たり、素敵な車でドライブしたりしますね。
このことを考えると、教皇様がフランシスコになった時、教皇様のための素晴らしいバチカンのアパートと素敵な車を準備していましたが、彼は断りました。
代わりに他のメンバーと一緒に生活をして、アメリカの小さな車で十分と言いました。
今でも教皇様はその通りに生活しています。
私たちへの模範をあらわしています。
もう一人の模範はマザー・テレサです。
皆さんご存知のように、彼女はノーベル賞をもらいました。
そのパーティーの時、有名な人々が立派な服を着て集まりましたが、マザー・テレサは日々の修道院の服とボロボロのサンダル、古いカーディガンを着てスピーチしました。
イエス様の時代だけではなく、今の時代も、見かけだけではありません。
今日の福音の目的は、神様の栄光を表すために、一番大切な行いを教えています。
そのためにイエス様は貧しい未亡人の重点を言っています。
彼女は二つのコインだけ募金しましたが、それが彼女のすべてのお金でした。
この行いが、彼女と神様への信頼関係を示します。
やはり彼女は、神様が自分のニーズを満たしてくれると信じています。
その未亡人はイエス様の模範と同じです。
イエス様が神様の召命のために、毎日自分の時間とエネルギーをささげました。
そして皆さんがご存知のように、神様の救い主の召命のために最後には命をささげました。
毎回ミサを行う時に、そのイエス様の犠牲を思い出します。
本当にイエス様は私たちの模範です。
どうですか?皆さん、神様のために何ができるでしょうか?
もちろん教会のミサに参加することが、神様への感謝の行いです。
また、周りの人々のニーズを満たすことも、神様への感謝の行いです。
そして、自分の身体と心をケアすることも、神様への感謝の行いです。
その未亡人とイエス様の模範を見習って、人生を神様に捧げられるように、日々生活いたしましょう。