2017年12月31日日曜日

聖家族

第一朗読:創世記1-6、21・1-3
第二朗読:ヘブライ11・8、11-12、17-19
福音:ルカ2・22-40、または2・22、39-40

皆さん、おはようございます。
今日は聖家族の祝日です。
私は、この祝日がとっても大好きです。
子どもの頃、この祝日を祝うために、父が、ミサの後で母と子供達7人をファミリーレストランに連れて行ってくれて、パンケーキを食べたことを覚えています。
その場所は、パンケーキ食べ放題なのです。
パンケーキとソーセージを満腹まで食べたり、スープも種類が多くて、テーブルの上にたくさん並べて食べました。
その体験から、聖家族の祝日のことは忘れられません。
毎年気持ちはその日に向かっていました。
大人になって振り返ると、この行事を通して、父が私達子ども達を愛してくれていたことが伝わるプレゼントでした。
皆さんの意見はわかりませんが、私はだんだん年をとって考えると、家族が一番大切です。
友達は来たり、出たりしますが、家族は生まれた時から死ぬまでつながりがあるので、離れることができません。
本当に今日の美しい祝日は、私達家族のために感謝いたしましょう。
間違いなく、私達が来た道は、神様が計画されたことです。
家族の中で小さなケンカがあっても、すぐ忘れて今まで通りに戻り、人生は続きます。
家族は、神様からいただいた宝物です。
しかし、今日の聖家族の模範を通して、血のつながりのある家族だけではなく、世界の人間同士の家族のつながりも登場します。
今、トランプ大統領のいたずらな言葉を通して、国際連合の中でも人間同士の家族のような雰囲気を感じます。
やはり、何かありますね。
宗教、政治、貧困の差、色々な違いがあっても、私達人間は、1つの家族です。
北朝鮮のような危険性、環境問題などはどこでも、誰にでも影響があるので、一緒に解決していくべきです。
その運動は、2000年前聖家族を通して始まりました。
例えば、今日の福音の中で、おじいちゃんシモンは、幼子イエス様の命の大切さについて発表しました。
この子どもイエス様は救い主として人間の一つ一つの問題を乗り越えるために、代表として生まれてきた存在です。
イエス様も、この自分の証明を理解しました。
皆さん、覚えていますか。
マタイによる福音1250節で、イエス様が、病気の人たちの治療の時に、突然お母さんと弟子達が到着しました。
そして、「イエス様に会いたい」と傍にいた人に伝えました。
そして「どうぞ外に出て待っていて下さい」と伝えました。
その時のイエス様の答えは有名です。
「私の母は誰ですか。私のきょうだい達は誰ですか。私の母ときょうだい達は、神様の言葉を実現する人々です。」と返事をしました。
この内容は、血のつながりがなくても、私達がイエス様の言葉通りに生活すれば、彼とつながりがある家族ということです。
嬉しい内容ですね。
また、大切な内容です。
神様の計画は、私達皆を含んでいます。
私達の課題は、聖家族と同じように、全世界の人々のニーズを満たすために、愛の業をするべきです。
やはり、イエス様の革命は、愛の革命です。
皆さん、誤解しないで下さい。
この祝日は、私達一人一人の家族の大切さやつながりを弱める日ではありません。
反対に、一つ一つの家族の中で、お互いへの愛を学び、広い意味での人間的な家族を見えることが人生の課題です。
本当に世界中たくさんの問題があります。
私達、日本に住む人々と、北朝鮮で脅威を感じている人々は不安です。
この不安を減らすためにベストなことは、周りの人々を愛して、大切にすることです。
敵の精神は、悪魔の精神です。
神様にとって、敵はありません。
今日の美しい聖家族の祝日を通して、まず自分の家族と楽しい時間を過ごして下さい。
どうぞ、ファミリーレストランに行ってパンケーキを食べてみて下さい。
フレンチトーストも美味しいですよ。
そして、専門職の仕事を通して、信者達の祈りの生活を通して、人間の家族達を通して、私達共通の問題を乗り越えるために、私達の知識と愛を使いましょう。
この地球は、神様から頂いた家です。
自分の家と同じように、大切にしましょう。

悪いことをゴミ箱に捨てて、健康で良い雰囲気を作りましょう。

2017.12.31 今週のお知らせ

1231日(日)
聖家族




1000
主日ミサ(森田師)







★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

1
1
(月)
1100
1700
元旦ミサ(森田師)
閉館

2
(火)
1700
閉館

3
(水)
1700
閉館
 
4
(木)
1700
閉館

5
(金)
1000
1030
初金ミサ(山谷師)
教会清掃/G


6
(土)





7
(日)




1000
1100




主日ミサ(代理司祭)
福祉コーヒー


2017年12月25日月曜日

2017年 クリスマスおめでとうございます

クリスマスおめでとうございます!! Merry Christmas!!

1224日(日)18時より、カトリック円山教会で主のご降誕を祝うミサが行われました。
この日、イエス様は救い主としてこの世にお生まれになりました。
たくさんの人々が主のご降誕を祝うために、聖堂に入りきれないほど集まりました。

灯りが消えた静かな聖堂へケン神父様は幼きイエス様を抱きながら入堂し、飼い葉桶の中にイエス様をおかれました。
復活のろうそくへ火が灯され、私たちひとりひとりが持つろうそくへその火がうつされていきます。
美しき光は、この世へお生まれになったイエス様のいのちの光をあらわします。






























真っ暗な聖堂に灯されたたくさんの光の中、オルガンがメロディを奏でます。
聖歌111「しずけき」を歌いました。

🎶 静けき真夜中 貧しうまや 神のひとり子は み母の胸に 眠りたもう やすらかに
🎶 静けき真夜中 星はひかり 羊飼いたちは うまやに急ぐ 空にひびく 天使の歌
🎶 静けき真夜中 光さして 清らにほほえむ 救いのみ子を たたえ歌え みなともに

「しずけき」を歌うと、この日イエス様がお生まれになったのだと実感します。















信仰宣言の後、教会の鐘が鳴らされ「栄光の賛歌」を歌いました。
主のご降誕の準備をする待降節の間は「栄光の賛歌」を控えます。
このお祝いの日に、鐘が鳴る中「栄光の賛歌」を歌うことも大きな喜びです。

ミサは、第一朗読、答唱詩編、第二朗読と進み、アレルヤ唱の後、子どもたちによる福音の聖劇が行われました。



















マリア様、ヨセフ様、かわいい天使たち、小さな小さな羊たち…少し照れながらも一生懸命がんばる子どもたちに思わず笑みがこぼれます。
聖劇の最後に「あめのみつかい」をみんなで歌いました。

🎶天(あめ)のみつかいの うた声ひびく 星かげさやかな まき場の空に グロリア インエクシェルシス デオグロリア インエクシェルシス デオ

その後、ケン神父様のお説教をいただき、プロテスタントからカトリックへ改宗する一人の女性の転会式が行われました。
おめでとうございます。















ミサが終わり、教会ホールでクリスマスとお祝いのパーティが行われました。

ケン神父様のご挨拶の後、乾杯をしてみんなで美味しい料理をいただきました。




























子どもたちも元気よくたくさん食べました。

















ひとりの子どもが「きょう、なんの日かしってる?」と聞いてきました。
「なんの日だろう??」と答えると「きょうはねー。いえすさまがうまれた日なんだよ!!」と教えてくれました。
とってもかわいらしいですね🎶

喜び溢れる和やかな雰囲気の中、パーティは終わりました。
準備をしてくださった皆様ありがとうございます。


世界中全ての方に神様の豊かな愛と祝福と平和がありますように。

主の降誕(日中のミサ)

第一朗読:イザヤ52・7-10
第二朗読:ヘブライ1・1-6
福音:ヨハネ1・1-18、または1・1-5、9-14

皆さん、おはようございます。
クリスマスおめでとうございます。
メリー・クリスマス!
昨日はとても美しい2つのミサとパーティでしたね。
本当にクリスマスの気持ちにあふれています。
今年もイエス様の誕生日のために、たくさんの協力、貢献の姿を見ることができて、本当にイエス様が私達の本当の家族だと感じています。
典礼、飾りの仕事、寺社の仕事、美味しいものの準備、印刷の準備、子ども達の準備、財務課の仕事などはイエス様のためのプレゼントです。
ありがとうございました。
そして、今日のミサでイエス様の新しい姉妹を連れてきました。
嬉しいですね。
ご両親、おめでとうございます。
クリスマスの日に洗礼を受けることは素晴らしい恵みです。
クリスマスは大好きな典礼のひとつです。
そして今日のミサの後で飛行機に乗り、アメリカに午後到着して、もう一度クリスマスを祝うことができますので、ラッキーですね。
ふるさとに行く道で考えると、子どもの頃、劇場に出たことを思い出しました。
父と母は、大学で演劇部だったので、私達子ども達もそうでした。
子ども時代から大学生まで、町のミュージカルに出てきました。
その中で面白いものは、劇作家ワイルダーが1938年に書いた「わが町(Our Town)」です。
内容を簡単にまとめます。
町の名前はグローバー・コーナーズです。
スターはエミリーです。
病気のため20歳頃に天国に行ってしまいましたが、彼女は、町に戻り人々が楽しく生活するために訪問をしようとしました。
神様が「大丈夫です。あなたの人生をもう一度生きられるように許可します。しかしあなたはがっかりするかもしれません。」と言いました。
エミリーは頑張りたいと言い、12歳の一日に戻りたいですと言いました。
地球に戻って、両親と友達に人生の素晴らしさについて示しましたが、皆さんは変わりませんでした。
彼女がバスに乗った時、運転手さんに「人々が人生の素晴らしさを理解できるでしょうか」と聞きました。
運転手さんは「忙しいからあまり気にしないと思います」と答えました。
エミリーはがっかりして天国に戻った、という話です。
皆さん、わが町と同じように、今日は、ベツレヘムと天国はつながっています。
その証拠に、天使達が表したり、羊飼い達にメッセージを伝えたりしましたね。
一年の中で、神様がもう一度命の素晴らしさについて気付けるようにしてくれました。
わが町の劇のスターはエミリーですが、クリスマスのスターはイエス様です。
彼が、天国からいらっしゃる目的は、私達の暗い生活に光を照らすためです。
それは今日の第一朗読の内容についてです。
創世記の始まりに、神様が登場します。
天のお父様の最初の行いは、言うことです。
イエス様も、いらっしゃってから言葉を通して、神様と天国について伝えました。もちろん、今日の幼子イエス様は赤ちゃんなのでまだできませんね。
今朝、お御堂の中で私達は、このイエス様の言葉を聞いて、彼の誕生日に感謝するために来ました。
ですから、私達は、わが町の市民と違いますね。
昨日の夜の福音に、天使達が羊飼い達にお知らせして、イエス様を探す旅が始まった場面がありました。
やはり、私達はイエス様と知り合いになって、人生が変化しました。
イエス様の兄弟姉妹になったので、小さな犠牲、大きな犠牲も喜んで行います。
わがままな態度でアダムとイブが罪に落ちました。
原罪を犯しました。
このような歴史を知って、悪魔の誘惑、わがままの誘惑をしりぞけるために、他者への貢献のために生活します。
彼女のご両親に、この責任を任命します。
彼女を立派なイエス様の姉妹に育てるために、言葉、行い、態度を通して、愛がいっぱいの人間性を育てるために、自分の心を変えていくことが必要です。
よろしくお願いします。
今年は私達カトリック円山教会の80周年です。
80年、このお御堂でイエス様の誕生日を祝いました。
それは素晴らしい賛美です。
この長い歴史のおかげで、今、カトリック円山教会は北海道の中で第2に大きい教会です。
どうぞ皆さん、私達も、わが町のエミリーの心を持ちましょう。
そして、札幌市民のために、意味ある素晴らしい人生を感じることができますように、言葉と愛の業を通して、示していきましょう。
最後に、皆さん、良いお正月を過ごして下さい。
私もアメリカから皆さんのために祈ります。

少し早いけど、ハッピー・ニューイヤー!また、メリークリスマス!

2017年12月24日日曜日

主の降誕(夜半のミサ)

第一朗読:イザヤ9・1-3、5-6
第二朗読:テトス2・11-14
福音:ルカ2・1-14

カトリック円山教会のファミリーの皆さんを始め、お客様方、メリークリスマス!!
クリスマスはとても嬉しい祝日です。
今、教会のお御堂の美しい飾りが、嬉しい気持ちを表しています。
イエス様の誕生日を通して日本カトリック教会だけではなく、全世界の教会や宇宙のみんなにとって影響があるので、とても素晴らしいイベントです。
イエス様がこの世にいらっしゃいましたので、私達は心の自由を与えられました。
善悪の判断ができますし、悪魔の力を退けることもできます。
いつか天国に行くこともできます。
それはメリー・クリスマスのメッセージです。
偶然ですが、クリスマスの時期に映画館で人気のスター・ウォーズの8作目が上映されています。
私も17日に見てきました。
大人気ですね。
朝から夜まで4つくらい上映していました。
スター・ウォーズは40年前から始まりました。
毎回、同じような雰囲気で同じ音楽、同じキャラクターが登場します。
ですので、ファンにとってわかりやすく、自分がその物語に深く入り込みやすくなっています。
1977年、私は6月にニューヨーク病院での看護師の仕事をやめて、9月から韓国でナースボランティアに行く予定でした。
この3ヶ月の間に私は友達のお願いで、アメリカのテネシー州で、子供のキャンプでカウンセラーのアルバイトをしました。
私の役割は病気の子供達と病気のスタッフを守ることでした。
その仕事が始まる前、ニューヨークでスター・ウォーズの映画を見ました。
キャンプの7月頃、夜中に一人の男性スタッフが虫垂炎になり、私は彼を近くの大きい町にある病院に連れて行きました。
先生は診断の後「すぐに手術が必要です」と言いました。
私はそのスタッフに、「気持ちはどうですか?」と聞きました。
彼は「ケン、大丈夫です。フォースとともにいます。(The Force is with me.)」と答えました。
フォースはスター・ウォーズの言葉です。
翻訳は難しいですが、多分カトリック用語の「愛」に似ています。
カトリックの伝統として神様も愛と言いますので、フォースが天のお父様、イエス様、聖霊と同じです。
カトリック教会の典礼のあいさつは、「主は皆さんとともに」と神父が言って、信者達の皆さんは「また、司祭とともに」と答えますね。
このスター・ウォーズの映画の中でも、キャラクター達がお互いに「フォースはあなたとともに」「また、あなたとともに」と答えます。
とても似ていますね。
やっぱりスター・ウォーズは宗教的な背景がありますね。
そのキャンプでの体験から、私は、神様を信じなくても、神様の愛を信じれば、福音宣教できると理解しました。
この出来事は私が韓国のナースボランティアに行く前の、良い体験でした。
やはり人間は神様の愛の力を信じれば、怖いことはなく、平和的な心で何でもチャレンジを乗り越えることができると理解しました。
韓国に到着して、ハンセン病の患者さんに看護の仕事をしましたので、とても苦しい雰囲気でしたが、患者さんたちは神様の愛を信じましたので乗り越えることができました。
彼らの信仰の模範のおかげで、私は神父になりたいと思いました。
だから、このフォースは私個人にも良い影響となりました。
このアイディアは、今晩のミサの第一朗読に似ています。
暗闇の中で、生活する人々が神様の光をみて希望を与えるとイザヤ預言者は書きました。
この内容を表すために、聖フランシスコは、馬小屋の人形のセットを作り、クリスマスの文化が始まりました。
今年も、私達は2つの馬小屋のシーンがあります。
1つは、マリア様の御像、もう1つはクリスマスツリーの下の像です。
2つとも美しい意味がありますね。
しかし、違うことがあります。
マリア様の像の馬小屋のセットが見えやすいように、ろうそくとライトの準備が必要でした。
とてもロマンティックですね。
クリスマスツリーの聖家族の像は、内側にライトがあり雰囲気を表しています。
それは、今晩の一番大切なイベントを表します。
イエス様が托身されたことです。
イエス様の光は内側から出てきます。
これは、私達信者達の課題です。
クリスマスツリーの人形達と同じように、神様の愛は私達の中にあるので、自分のためではなく、皆のために、外へ、輝かすべきです。
2000年前に、イエス様はこの生き方で生活しました。
どうぞ皆さん、クリスマスは一日ではありません。
クリスマスは毎日です。
私達もイエス様も兄弟姉妹です。
彼と同じ愛の光を洗礼の時にいただきました。
暗い生活の問題を乗り越えるために、神様からの愛の光を照らしましょう。
実は、イエス様の物語もスター・ウォーズに似ています。
なぜなら、イエス様が生まれた時に、星が羊飼いたちと3人の博士がイエス様を見つけるために導きましたね。
イエス様の上の星は神様です。
神様の星の輝きは、彼の愛です。
私達はイエス様の星、天のお父様を見たら、愛をいただきます。
今晩、教会を出る前に、馬小屋のセットを見てください。
これはイエス様の物語、イエス様のスター・ウォーズのはじまりの場面です。
私達は本当に幸せな人々です。
イエス様は私達のリーダーです。
イエス様が、私達を愛します。
イエス様が、私達を悪魔と暗闇から守ります。
私達も、羊飼い達と3人の博士達も人生の道を迷わないように、神様の愛の星によって毎日従うべきです。
今日はイエス様が生まれたことを通して、神様の愛のプレゼントを頂きます。
それは私達のクリスマス・プレゼントです。
今日クリスマスの日に、イエス様への感謝を表すために、憎しみを捨て、かわりに愛いっぱいの心で2018年に向かいましょう。

メリー・クリスマス!!

待降節第4主日

第一朗読:サムエル下7・1-5、8b-12、14a、16
第二朗読:ローマ16・25-27
福音:ルカ1・26-38

皆さん、おはようございます。
今年のクリスマスは、巡礼に似ています。
皆さんは、巡礼に参加するお客様で、私はツアーの先導です。
今日は、ナザレを訪問しましょう。
今晩、ベツレヘムに行きます。
今日の素晴らしい待降節第4日曜日の聖書の内容は、建物とおみやげについてです。
まず、建物について、思い出しましょう。
世界中、いっぱい古い建物が残っています。
例えば、イギリスのストーンヘッジです。
ある人は、エイリアンが作ったと言っていますが、大昔の人間たちが作ったものです。
目的ははっきりわかっていません。
そして、カトリック信者達と関係している建物は、エルサレムにある、嘆きの壁です。
これは、西暦70年、ローマ皇帝の命令によって神殿を破壊された名残です。
イエス様がその中で福音宣教をしましたので、私達キリスト教信者にとっても意味ある歴史的な建物です。
偶然ですが、今日の第一朗読は神殿についての内容です。
嘆きの壁は、第2の神殿です。
ダビデ王の息子ソロモンは、第1の神殿を造りました。
その神殿は、2500年前にバビロンの捕囚のときにネブカドネザル王が破壊しました。
今日の第1朗読は、神殿の背景についてです。
皆さん、覚えていますか。
彼はモーセが神様からいただいた十戒を契約の箱の中に入れて守っていました。
ダビデ王がその契約の箱をテントの中で守りました。
ダビデ王は、テントより立派な建物はありませんか?と友達ネイサンに相談しました。
すると神様はネイサンを通して「建物は必要ない」と言われました。
この内容を伺って、福音のマリア様が登場します。
神様が、マリア様にこの場所でイエス様のお母さんになりませんかと質問し、彼女は賛成しました。
この内容を通して、私達の人間の大切さについて学びます。
神様は、建物の中ではなく、人間の心の中に住みたいそうです。
マリア様は、イエス様に自分の体をあげました。
それは、素晴らしい模範です。
私達カトリック信者達は、ミサの時にマリア様の模範を招きます。
それは、御聖体をいただく時に、イエス様が私達の体の中に入り、包みます。
御聖体を通して神様が住むことを感じるべきです。
私達は神様の神殿です。神様の存在です。
ですから、一人一人大切なものです。
一人一人を尊重するべきです。
このポイントを理解するために、クリスマスの12日についてお話したいです。
前にお話したかもしれませんが、もう一度します。
クリスマスの時期は、12日間です。
今年は、今晩25日から、17日のイエス様誕生の主の公現までです。
欧米では、これを忘れないように500年前に有名なクリスマスキャロルを作りました。
タイトルは「クリスマスの12日」(The Twelve Days Of Christmas)です。
その背景はおもしろいです。
ヘンリー王様は、妻から離婚したいと教皇様に許可を求める手紙を書きました。
教皇にダメと言われたので、自分の教会を造りました。
イギリスの国民は、突然カトリック信者としての生活をやめさせました。
しかし、熱心なカトリック信者達はやめずに迫害を受けました。
この歌は、カトリック信者達がよくクリスマスに歌ったそうです。
深い意味があります。
12日の中で、毎日特別なプレゼントを幼子イエス様にあげたそうです。
でもその物はしるしとしてです。
下にリストを書きました。
そして、隣にその意味を書きました。


残念ながら、この歌の日本バージョンはありませんでした。
とにかく、クリスマスの大きなおみやげは、幼子イエス様です。
マリア様を通して、この大切なプレゼントを頂きましたので、彼女の役割に感謝ですね。
まもなく、クリスマスになりますので、私達が新しく生まれたイエス様に何のプレゼントをあげるか決める中で、マリア様の模範から学びましょう。
それは、私達の心です。
協力の意思です。
私は子どもの時に、両親にきれいなお手伝いカードを作りました。
ママに「5回助けます、どうぞ呼んで下さい」
パパには「5回家の仕事を手伝います」などです。
7時間後にクリスマスの集いが始まります。

残りの時間で優しい幼子イエス様に良いプレゼントを準備しましょう。

2017.12.24 今週のお知らせ

1224日(日)
待降節第4主日
1000
主日ミサ
2300
降誕夜半ミサ
1800
降誕前夜ミサ


2000
パーティ



★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

12
25
(月)
1000
1100

降誕ミサ
パーティ
ケン神父様帰国

26
(火)



27
(水)




 
28
(木)



29
(金)

1700

閉館

30
(土)
1000
1700
教会清掃/G
閉館

31
(日)


1000
1700


主日ミサ(森田師)
閉館