2018年1月21日日曜日

年間第3主日

第一朗読:ヨナ3・1-5、10
第二朗読:一コリント7・29-31
福音:マルコ1・14-20

皆さん、おはようございます。
今日の聖書の朗読のテーマは「神様からの召命」についてです。
英語で「ヴォーケーション vocation」か「ザ・コール the call」についてです。私達、皆、人生の中で何回も神様から「ザ・コール the call」を頂きます。
結婚すること、神父になること、シスターになること、看護師になること、先生になること、医師になること、調理師になること、友達になることは、みな神様からのお願いだと思います。
なぜならそれは全部、人間を助けながら救う仕事です。
今日の第一朗読と福音は、聖書の中で最も有名な「ヴォーケーション vocation」や「ザ・コール the call」についての事例です。
この2つ以外に有名なのは、多分、モーゼが砂漠の中で燃え尽きない芝から神様の声を聞いて、エジプトにいるユダヤ人達を解放してください。(出エジプト32節)と言う箇所です。
今日の第一朗読は有名なヨナの物語です。
鯨の中に三日間いて、生き残り出てきて神様のお願いはニネヴェの市民のために福音宣教しました。
神様の救いのメッセージを伝えました。
福音の中でイエス様が、漁師達に魚を取る仕事ではなく、人間を救う仕事に変えるように頼みました。
もちろん、人間を救う仕事は愛する生活を教える仕事です。
ヨナと弟子達が従順にしたお陰で、私達は今このお御堂で集まっています。
偶然ですが、私は最近新しい「ザ・コール the call」を頂きました。
天使大学で、私は今17年間教えています。
その間に、私は教員の仕事と神父の仕事をしていました。
しかし、その宗務部のリーダーはずっとシスター達でした。
最初は、シスター水島の先輩、マリアの宣教者フランシスコ修道会のシスター沢が働いていましたが、数年前に退職して、同じ修道院のシスター和田がその役割をやっていました。
突然の事情でこの役割ができなくなりましたので、理事長様が代わりに私を任命しました。
このニュースを聞いて、とても気持ちは嬉しかったです。
ついに今週、デビューしました。
初めての宗務部のミーティングをリードしました。
やってみて、大丈夫だと思いました。
そしてその日、偉い人が私の研究室のドアをノックして、「ケン神父様、明日も教授会でミーティングがあります。参加して下さい」と言われ「はい、わかりました」と答えました。
そして、その一時間後に、学園運営連絡会に参加するように言われ、さらにまた、男性の職員が来て、「学園運営連絡会の事前会議」に参加して下さいといわれました。
突然、私は出世しました。
しかし、偉い人は会議ばかりで個人の時間が無かったです。よかったね。
皆さんも、神様から任された仕事も時々大変でしょう。
私は会議に追われましたが、皆さんの仕事はもっと難しいと信じています。
とにかく、私達家族のための仕事、患者さんたちのための仕事、学生のための仕事などは、神様のプランの中で大切なことだと信じましょう。
私達の言葉、技術、美味しいものなどは、人間を救う仕事です。
私個人は、難しい仕事がある時に、大学のボスは神様だと想像します。
その方法で、難しいことがあっても乗り越える力があふれます。

どうぞ皆さん、2018年途中でも大昔のヨナの模範と、2000年前の弟子達の模範から、インスピレーションを頂いて、札幌の市民と世界の人々の生活の質を高める為に愛の業を行いましょう。