第二朗読:ヘブライ9・11-15
福音:マルコ14・12-16、22-26
皆さん、おはようございます。
今日は教会のキリストの聖体の祝日です。
私たちカトリック教会の典礼のスケジュールの中で、イエス様の聖体に感謝するために二つの祝日があります。
一つは聖木曜日です。
その日イエス様が最後の晩餐の中で、過ぎ越しの祭りの仕方を変化させて現代のミサが生まれました。
イエス様は自分が神様の小羊ということを理解して、伝統的にパンとぶどう酒を自分の身体の血のシンボルとして始まりました。
今日の祝日の歴史は、13世紀に始まったそうです。
ドイツの神父、ペトロがローマへの巡礼の時に聖クリスティーナの教会でミサを捧げました。
ミサの途中で祝福されたパンから血が出てきました。
すぐに教皇様、当時のウルバヌス4世に報告して、オルヴィエート大聖堂に保管しました。
そして、教皇様が有名なアクイネス神父様に、御聖体を賛美するために新しい聖歌をつくって下さいと頼みました。
それは、Pange Lingua, Tantum Ergo, Panis
Angelicus, O Salutaris Hostiaの4つです。
ひとつずつとても綺麗ですね。
その時代から、信者たちが御聖体の前で祈る習慣が始まりました。
自分が長い人生を送れるように、御聖体の前で祈りました。
それは、私たちが御聖体を頂けば永遠の命を得るという信仰と同じです。
私も御聖体の前で黙想の祈りをすることが好きです。
しかし、子供時代からこの祝日を忘れないように、小学校のシスターから、5世紀のレオ教皇様と酷いアッティラの物語が私の信仰生活に深い栄光を与えました。
5世紀にローマ帝国が弱くなっていました。
北ヨーロッパからの野蛮人によってローマ帝国が襲われました。
そして教会の大事なものを盗まれました。
一番ひどい人はアッティラでした。
彼らは国民の身体をバラバラにして血も飲んだそうです。
ある時噂を通して、アッティラがローマに来るニュースを聞いて、教皇様、レオが深く祈っていました。
彼は、暴力は出来ませんがローマの財産を守るために、アッティラに町の外で会うために出発しました。
出発前に自分のお御堂の中で、ミサを行って御聖体と御血を頂きました。
なぜなら、もしアッティラが教皇様レオの身体をバラバラにして血を飲むことがあれば、イエス様の血の力によって改心するかもしれないと考えたからです。
教皇レオは出発してアッティラに会いました。
教皇様は無傷で何もありませんでした。
アッティラが教皇様の勇気を見て、感動してローマに入ることはなくなりました。
教皇レオはローマの街を救いました。
小学校の時にシスターが、教皇レオの血の中にイエス様の力があったので、恐怖を感じることはありませんでしたと言いました。
やはり、アッティラが教皇レオを見ながら、同時にイエス様を見ましたね。
とても素晴らしい話ですね。
これと似ている物語は、酷いファリサイのパウロはダマスカスに迫害するために行く途中で、道にいたイエス様を表して改心した話に似ています。
聖パウロもそれを信じて、御聖体について自分の手紙の中に記録しました。
皆さん、私たちの毎日の改心のために改心と勇気を高めるために、イエス様が御聖体の習慣をお願いしました。
イエス様が私たちも自分のような、神様の素晴らしい息子と娘になることが希望です。
その方法がイエス様の御身体、御血を頂く方法です。
イエス様の御聖体は四つの思いを出すべきです。
一つ目は御聖体はイエス様自身です。
二つ目はイエス様に感謝の気持ちを表すことです。
三つめは周りの共同体はイエス様の神秘的な家族と同じです。
四つ目は御聖体を頂きながらイエス様と同じ使命を頂きます。
それは神様の愛を宣教することです。
御聖体を通して私たち信者の霊的な栄養を頂きます。
どうぞ皆さん、今日御聖体を頂きながら、イエス様に感謝をして、彼と同じように愛の模範を表しましょう。