2018年6月17日日曜日

年間第11主日

第一朗読:エゼキエル17・22-24
第二朗読:二コリント5・6-10
福音:マルコ4・26-34


皆さん、「父の日」におめでとうございます。
お父さんの皆さんに感謝します。
実は、「父の日」は教会の祝日ではありませんが、愛の感謝の日なのでカトリック教会の価値観と同じです。
特に、私たち信者たちはお父様と息子の関係を思い出すと、天のお父様と息子のイエス様のことを思いますね。
今日のミサのプリントの表紙に彼らの絵を二つつけました。
彼らの愛の気持ちから、私たちは自分のお父さんのことを思い出します。
私のお父さんは3年ちょっと前に亡くなりました。
まだ寂しい気持ちが残っています。
なぜなら彼は、私に大きな影響を与えたからです。
たくさんのエピソードがありますが、今年の父の日のために2つ話したいです。
1つ目は、小学校の時に52年前、夏休みに父が私たち家族の楽しみと教育のためにドライブの旅に連れて行きました。
その時ニューヨークまで5時間車で旅をしました。
その時代には長い旅でした。
目的は、世界博覧会に参加するためでした。
特にそのイベントのスターは、ミケランジェロのピエタの像でした。
400年の歴史の中で、初めてバチカンから出て移動しました。
教皇様のパウロ6世もこのイベントに参加しました。
ピエタはイタリアから船に乗ってニューヨークの湾に到着しました。
そして、特別な展示館で見せられました。
その時に初めてベルトコンベアーを見て私はびっくりしました。
たくさんの人々がピエタを見たいから、止まらないで乗りました。
ピエタを見た人はみんな感動して泣いていました。
そして、家に戻って友達にその話をしました。
やはり父が、私たちの教育のためにその素晴らしい美術品を見るために長い旅を頑張りました。
今でもニューヨークでそのイベントの場所には公園が残っています。
私はメリノールの本部に行った時に、その場所を歩いて父と母のことを懐かしく思い出します。
父は私たちを愛していましたので、楽しい人生を過ごせるように自分のエネルギーと時間を私たちのために使いました。
2つ目は、父から運転を教えてもらったことです。
アメリカでは、日本と違って、運転はほとんど家族から習います。
そして、アメリカはバスや地下鉄が少ないので、車がとても大切です。
だいたいみんな、高校生の時に運転を勉強します。
私は運転を早く覚えました。
父にとって一番よい学生だったそうです。よかったね。
父が会社から戻って食事の後に1時間くらい練習しました。
免許を取ってから、私は家族の運転手になりました。
やはり父が私を信頼しましたので、いい気持ちでした。
1回家族の夏の旅行の時にも、最初は父が運転しましたが、途中から疲れたので、私と運転を交代しました。
信じられないことですけど、走りながら2つのタイヤがパンクしました。
2つとも新しいタイヤでしたが、欠陥品でした。
しかし、事故にならないで、道路の横に車を止めることができました。
父は車が止まるまで寝ていましたが、家族は叫んで、母は泣きました。
本当に神様が助けてくれました。
その出来事以外、私の運転の歴史の中で大きな事故はありません。
神に感謝。
振り返ると、私は父から人生のために自信と信仰をいただきました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日のイエス様の例えは、からしの種の話です。
今日は父の日で、そのからしは愛の種と思います。
なぜなら、からしの種はとても小さいので、あまり見えませんが、土に植えると大きく成長します。
それは愛を実践することですね。
私と父の歴史を考えると、イエス様とお父様の歴史を思い出します。
父は私に色々なことを教えました。
イエス様もお父様も、祈りを通して救い主の役割を学びました。
やはり、私たち子供たちはお父さんから愛の種を頂きます。
そして、自分の心に植えて育てます。
ですから今日の父の日に、私たちの家族としてのお父さん、おじいちゃんだけではなく、今日イエス様の天のお父様にも感謝いたしましょう。
天のお父様は愛の源だからです。
私たち子供たちが、お父さんたちに感謝を表すために、一番良い行いは彼らと同じように、愛する人になることです。
6月はイエス様の御心の月ですね。
この祝日は本当に天のお父様が嬉しいイベントだと思います。
自分の息子イエス様を誇ります。
私たちの命の生きがいは愛です。
イエス様が、私たちも彼と同じように幸せな人生を過ごすために、愛の成長の方法を教えています。
どうぞ皆さん、愛のために生活をしていきましょう。
お父さんの皆さん、おじいさんの皆さん、私たち子供たちを愛して下さりありがとうございます。
私たちも皆さんを愛します。