2018年7月8日日曜日

年間第14主日

第一朗読:エゼキエル2・2-5
第二朗読:二コリント12・7b-10
福音:マルコ6・1-6


皆さん、おはようございます。
聞きましたか?
戦争が始まりました。
貿易戦争(トレード・ワー)だそうです。とても残念ですね。
それは政治家のリーダーたちを通して始まった戦争です。
この戦争の源は、国々の我がままな態度と、お互いに信頼関係が無くなってしまったからです。
貿易戦争によって日々の生活のための物が高くなり、労働者たちも仕事が無くなるかもしれません。
給料が高いからです。
それ以外にも国と間が冷たい関係になります。
この雰囲気は神様の価値観と反対です。
神様は私たち人間が、愛を通して生活するための希望です。
残念ながら政治家たちが、人間のニーズより、自分たちの人気やパワーを見せるために努力します。
私の人生の中でこの雰囲気は初めてだと思います。
人間のファミリーが離れ離れになっているように感じます。
突然、可哀そうな人々は「問題」と呼ばれています。
例えば、移民の人々です。
旧約聖書の創世記の中で、ききんの時にエジプトのファラオがヨセフの食べ物の管理のおかげで、自分の国だけではなく他の国のお腹を空かせている人々も助けることが出来ました。
その様子はとても美しい人間的な愛を言っています。
しかし、400年後、違うファラオ(王様)が王様になって、ほかの国々の人々を道具として使って、自分の栄光のためだけに人々を使いました。
例えばピラミッドなどを建てました。
天のお父様が、この地球を創った時に、人間と動物が生き残るために十分な食べ物、水、空気などを提供しました。
やはりこの貿易戦争を通して、私たちが神様の考え方と反対の運動をしてしまっています。
お互いを助けることではなく、自分の生活の質を上げることを優先してしまい、他の人を低く見てしまっています。
恥ずかしいですね。
私たちは、2018年を迎えて、高い知識と高い技術を持ちながら、世界のファミリーが苦しんでいます。
政治家の人々は平等的な進歩を目指すのではなく、格差をつくることが目的です。
それは愛ではないと思います。
皆さん、この悪い雰囲気の中で、この三つの福音は、まさに時を得たお話だと思います。
第一朗読のエゼキエル、第二朗読の聖パウロ、福音の中のイエス様は、三人とも人間を助けるために、神様の預言者として話しています。
大切なメッセージは、「お互いを愛しなさい。」ということです。
残念ながら、彼らの大切なメッセージを周りの人々は断りました。
皆さん、この三人の人物から学びましょう。
私たちも一人一人神様の代表として、この世に送られました。
私たちが、2018年の社会の人々のための預言者達です。
私たちの言葉と愛の業を通して、神様の態度を教える召命です。
それは、私たちの信仰生活の義務です。
どうぞ皆さん、神様から頂いた仕事を通して、愛のメッセージを宣教しましょう。
世界に必要なのは、貿易戦争ではなく、愛の革命が必要です。
今日の福音の中で不思議な言葉が書かれてあります。
イエス様を説明するために、「マリア様の息子だ」と書いてあります。
ユダヤ人にとって、普通は「ヨセフ」お父さんの息子というべきです。
それは私たちのために大切なメッセージが含まれています。
それは、私たちもマリア様の「息子・娘」ということです。
その意味は私たち、マリア様への信仰とマリア様の人間への愛が私たちの財産です。
どうぞ皆さん、私たちの美しいマリア様の子供として、日々、愛の姿を表しましょう。
そうすれば、イエス様にも感謝の気持ちを伝えることになります。

2018.07.08 今週のお知らせ

0708日(日)
年間第14主日
0930
教会学校
1100
広報部会
1000
1100
主日ミサ(朴師・ケン師)
青年会珈琲・パン販売
1300

円山墓地・合同墓参
(朴師・ケン師)




★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

07
09
(月)
0615
ミサ

10
(火)
0615
ミサ

11
(水)
1000
筆字の会
 
12
(木)
1000
1000
養成クラス
キルトの会

13
(金)
0900
1000
1830
教会清掃/2
金曜作業G
ミサ

14
(土)
0700
1830
ミサ/入門クラス
English Mass
  
15
(日)

0930
1000
1100
1100
1115


教会学校
主日ミサ(子どもミサ、加藤師)
病者の塗油
典礼部会
手話サークル

2018年7月1日日曜日

年間第13主日

第一朗読:知恵1・13-15、2・23-24
第二朗読:一コリント8・7、9、13-15
福音:マルコ5・21-43、または5・21-24、35b-43


皆さん、おはようございます。
元気ですか?
今日の聖書の朗読内容は、体と心の健康についてです。
偶然ですが先週、私は北海道の神父たちの大会に参加しました。
場所は北広島のホテルです。
大きい温泉のあるホテルです。
何百人と入るでしょう。
食堂が大きくてサッカーのフィールドのサイズと同じです。
お客さんは大体中国人で、残りは日本人でした。
今回の会議は、神父とブラザーを合わせて35人いました。
月曜日の夜に勝谷司教様が始まりの言葉を言いました。
毎日ミサと朝の祈り、夕の祈りがあり、ミサは7時でした。
会議は午前中3時間、午後も3時間で、夕食の後の3時間はお酒を飲みながら、親睦会を行いました。
今年の会議の内容は「国籍を越えた神の国をめざして」、また、「虐待」「ハラスメント」について話し合いました。
これを理解するために、新しいカトリックセンターの方が説明をしました。
彼女はこの仕事の半分は仕事、もう半分はボランティアで行っているそうです。
私が初めて理解したことは、今北海道でブームな人々はベトナム人です。
彼らは大体がカトリック信者なので、彼らの霊的なニーズを満たすために、私たちは責任があるでしょう。
また、北海道の地区長が、自分の地域についてレポートを発表しました。
私がびっくりしたことは、道東、道北の地域では神父たちが重い仕事をしているそうです。
これからケンちゃん神父は文句を言いません。
最後の日は、大きいグループに分かれて、5人の小さいグループを作って司教様が依頼した質問を分かち合いました。
勝谷司教様はそのグループを周っていたので、緊張感が現れました。
多分一番興味があることは、来年からの神父たちの役割についての内容ですね。
道東、道北は地域が広いので、道央、道南から神父の派遣が必要です。
一つずつのグループの中で、教区の神父代表、福音宣教者の代表(メリノール会、ペリー会)、フランシスコ会神父とブラザーの代表がいました。
私が学んだことは、フランシスコ会の文化、スピリチュアリティー、生活の質(お金の使い方について)が違いますので、突然、私たち教区の神父達や福音宣教者達が入って働けば、神父と信者たちは少し難しいことがあるかもしれません。
私のグループの中では、教区の神父様が出した意見は、「私たち教区の神父の生活は、ずっと一人なので、これから共同体としての生活は難しい。」と言いました。
最後に一つずつグループから発表しました。
そして司教様はしっかり話を聞いて、来年の予定を深く考えます。
4日間一緒に生活をして、私たち35人の神父達が一致して、神様から頂いた召命を、来年までに一生懸命頑張りましょうと、お互いに感じました。
とてもいい経験でした。
皆さん、今日の福音の中でイエス様は二つの奇跡を行いました。
ひとつは12年の間、病気になった女性を治したことです。
もうひとつは12歳の若い女性の病気を治すことでした。
神学に関心がある人のために、この箇所の面白さを示したいと思います。
この二つの奇跡が同じ個所の中にあることは、聖マルコの福音者の「サンドウィッチ」の書き方と言います。
その方法で内容をより素晴らしく感じるようになります。
二つともイエス様の病気を治す力と死から回復する力を表していました。
私たち2018年、日本に住んでいる人々はこの箇所の素晴らしさを感じることができません。
感じるために、タイムマシーンに乗って、2000年前のイスラエルの人々の文化を感じる必要があります。
旧約聖書の時代から、共同体を守るために、病気になった人々は、共同体から追い出しました。
その理由が薬のない時代に、健康な人の命を守るためのものでした。
旧約聖書「ラビ記」の中でも、いくつかの健康についての決まりが書かれています。
もう皆さん、ベンーハー(1960年代)の映画を見たらこの雰囲気を感じることができます。
ハンセン病や、隠れた国民は町の外の離れた場所で生活しました。
もし病気の人に触れれば自分も同じ病気になることを心配しました。
しかしこの箇所の中で、イエス様は病気になりませんでした。
これは大切なことです。
この箇所が二つのことを表します。
イエス様がラビ記の中のルールより、もっと力のある人物です。
また、イエス様を触ることを通して、私たちは元気になります。
皆さん、私たちは色々な方法でイエス様を触ることができます。
ひとつはミサの御聖体を通して、また病者の秘跡を通して、そして祈りを通してイエス様の心を触ることができます。
イエス様は私たちを愛しますので、いつも私たちのそばに来て助けます。
それは病気の時も、死んだときもそうです。
どうぞ皆さん、元気な生活をいたしましょう。
それは体も魂です。
そして私たちはイエス様の親戚で、彼が私たちの中にいるので、私たちも病気になった人、亡くなった人もイエス様の愛を贈ることができます。
この尊い召命のために頑張りましょう。

2018.07.01 今週のお知らせ

0701日(日)
主日ミサ (ケン師)
0930
教会学校
1115
聖歌隊練習
1000
1100
主日ミサ(ケン師)
福祉コーヒー
1200

円山墓地草刈





★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

07
02
(月)
0615
ミサ

03
(火)
0615
ミサ

04
(水)


 
05
(木)
1000
入門クラス

06
(金)
1000
1030
1030
ミサ/初金
教会清掃/1
金曜作業G

07
(土)
0700
1830
ミサ(入門クラス)
English Mass
  
08
(日)

0930
1000
1100
1100
1200


教会学校
主日ミサ(朴師・ケン師)
青年会珈琲/パン販売
広報部会
円山墓地・合同墓参(朴師・ケン師)

2018年6月24日日曜日

洗礼者聖ヨハネの誕生日

第一朗読:イザヤ49・1-6
第二朗読:使徒言行録13・22-26
福音:ルカ1・57-66、80


皆さん、おはようございます。
今日は洗礼者ヨハネの誕生日です。
彼はカトリック教会の歴史の中で大切な人物です。
カトリック典礼カレンダーの中で三人の誕生日だけを祝います。
イエス様、マリア様、また洗礼者ヨハネです。
洗礼者ヨハネはイエス様の親戚です。
そのためにマリア様は親切に洗礼者ヨハネのお母さん、エリザベトが妊娠している時に訪問しました。
二人とも妊婦さんです。
しかし、カトリック教会の伝統として、エリザベトはマリア様より早く妊娠したので、洗礼者ヨハネはイエス様より6か月前に生まれたそうです。
その背景でカトリック教会は、2000年前から洗礼者ヨハネの誕生日はイエス様より6か月前に記録されています。
イエス様は1225日に生まれたので、洗礼者ヨハネはその6か月前の624日に生まれたことになります。
昔のイギリスでは洗礼者ヨハネの誕生日は、夏至のころと祝いました。
そして皆さん、ご存知でしょう。
シェイクスピアはこのイベントについて「夏の夜の夢」(Midsummers Night Dream)を書きました。
624日は昔のカレンダーで夏至でした。
そして1225日は冬至でした。
これは聖書と関係があります。
3世紀の聖アウグスティヌスは、自然について深い関心を持っていました。
彼は洗礼者ヨハネが言った言葉で「あの方は栄え、わたしは衰えねばならない」(ヨハネ330節)という内容を話し、自然のリズムは同じと示ししました。
624日からだんだんと暗くなるのが早くなり、1225日から徐々に明るくなることが早くなる法則について、表明しました。
その通りに福音の中で洗礼者ヨハネは、とても謙遜な人格を表します。
イエス様のもっと大切な役割を認めました。
彼の有名な言葉は「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。」(マルコ17節)という部分です。
そしてイエス様も洗礼者ヨハネの役割について褒めたたえました。
イエス様が洗礼者ヨハネについて「はっきり言っておく。およそ女から生まれた者のうち、洗礼者ヨハネより偉大な者は現れなかった。」(マタイ1111節)と言っています。
このようなお互いをたたえる会話を聞いて、イエス様も洗礼者ヨハネも、お互いの救いの歴史の中で、お互いを尊重していますし、神様から頂いた別々な召命も認め合っています。
この二人の良い関係は私たちの現代の信者たちに対して、大きな模範だと思います。
皆さん今日の聖書からの朗読は、三つ、洗礼者ヨハネについての内容が出てきます。そしてこの中に、私たち一人一人にもメッセージが入っていると思います。
第一朗読はイザヤからのメッセージです。
この内容は神様が特別な目的のために、洗礼者ヨハネがイエス様の道を準備するための役割のために生まれたそうです。
また、洗礼者ヨハネが生まれる前に名前がわかったそうです。
このイザヤの予言は何百年後かに実現しました。洗礼者ヨハネのお父さんザカリアは、エルサレムの神殿のための神父でした。
神殿の中で仕事をしていると天使ガブリエルが現れて「あなたに子供が授かりますがヨハネと名付けて下さい」と言いました。
皆さん、私たち一人一人が生まれてきたことは偶然ではありません。
私たちも一人一人が神様の救いのプランの中で役割があります。
これを信じましょう。
第二朗読の中で聖パウロが登場します。
彼が人間の救いの歴史について話をします。
彼にとって「人間の救いの歴史は、期間が長い素晴らしいプロジェクト」と言いました。
それは旧約聖書の内容でした。その中でダビデ王は、最も大切な役割があったそうです。
しかし、聖パウロは、現代に生きている私たちも神様のプランの中で役割があるそうです。
どうですか皆さん?あなたの立場から、神様の救いの業を宣教するために何ができるでしょうか?
ついに福音の中で洗礼者ヨハネの若い時の私生活について少し触れてあります。
書いてありますが、「この子には主の力が及んでいたのである。…幼子は身も心も健やかに育ちイスラエルの人人の前に現れるまで荒れ野にいた。」(ルカ166節、80節)とあります。
ヨハネはイエス様の役割を紹介するために、国民の洗礼式をしました。
そして、誰かがイエス様を紹介しました。
また残念ながら、ヘロデ王はおかしな結婚について非難の言葉を伝えたので、殉教になりました。
私たち現代の信者は洗礼者ヨハネから三つのことを学ぶことができます。
一つ目は、私たちも神様の目的のためにこの世に生まれたことです。
二つ目は、私たちもダビデ王と同じように救いの歴史の中で大切な役割があることです。
三つめは、洗礼者ヨハネと同じように自分の立場からいつも真理について話すべきです。
真理は神様の愛の召命です。
神様を愛して、自分を愛して、隣人を愛しなさいという人間のためのプランです。
最後に私が皆さんに、洗礼者ヨハネの誕生日を祝うために考えがあります。
洗礼者ヨハネもイエス様も、神様の仕事の準備をするために砂漠で祈りました。
砂漠の中で学んだことは「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。」(マタイ44節)。
私たちが愛するイエス様と洗礼者ヨハネの模範を学びましょう。
それは私たちが神様から頂いた召命をもっとよく理解するために、一年の中で時々、生活の中に「砂漠の日」(黙想の日)を作りましょう。
そうすれば神様に祈ることができますし、神様の声を聞くことができます。
洗礼者ヨハネ、誕生日おめでとうございます。

2018.06.24 今週のお知らせ

624日(日)
主日ミサ (ケン師)
0930
教会学校
1100
福祉納豆販売
1000
1100
主日ミサ(加藤師)
聖堂清掃
1200
1500
運営委員会
中央ブロック会議




★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

6
25
(月)
0615
1000
ミサ
絵手紙

26
(火)



27
(水)
1000
筆字の会
 
28
(木)
1000
1000
1200
養成クラス
キルトの会
聖堂清掃

29
(金)
1000
1830
金曜作業グループ
ミサ

30
(土)
0700
1000
1830
ミサ(入門クラス)
教会清掃/5G
English Mass
  
1
(日)

0930
1000
1100
1200


教会学校
主日ミサ(ケン師)
福祉コーヒー
円山墓地草刈