2018年2月25日日曜日

四旬節第2主日

第一朗読:創世記22・1-2、9a、10-13、15-18
第二朗読:ローマ8・31b-34
福音:マルコ9・2-10

皆さん、おはようございます。
先週第一の四旬節の日曜日に、イエス様の砂漠での黙想会を考えながら、断食について話しました。
今日、四旬節第二日曜日、祈りについて考えましょう。
そのために、今日のカトリック教会の典礼は、イエス様の変容の福音箇所を選びました。
まず、その変容の定義について考えましょう。
変容とは、素晴らしい影響を受けて良い面に変化することです。
普通よりもっと美しくなります。
本当にそれは、御復活の目的です。
現在の自分の外面、内面が新たになり、新しい自分になることです。
しかし、死を体験しなくても、この世の中で、変容の体験があるでしょう。
新しい服を着たときに、鏡を見て、自分の新たな姿に喜びを感じるでしょう。
良い本を読むこと、美しい絵画を見ること、印象に残る歌を聴くこと、楽しい映画を見ることを通して、新しい気持ちに生まれ変わることがあるでしょう。
31日に日本の映画館で公開されますが、「ブラック・パンサー」の映画が世界中で大人気になっています。
特に黒人の聴衆にブームが起こっています。
アメリカの漫画を実写化したものですが、初めての黒人の主人公の映画として話題になっています。
その背景で、今日のイエス様の変容を考えましょう。
この出来事は、イエス様が死ぬ前に少し起こったそうです。
ですから、四旬節のために良い黙想の内容です。
イエス様が弟子達を勇気付ける為に、瞬間に自分の本当のアイデンティティーを示しました。
それは、神様の息子である救い主です。
聖書の物語が始まってから、アダムとイブの失敗を取り戻す為に、人間は救い主を待っていました。
聖書の中のユダヤ人の民族が、神様を信じていましたので、忍耐を持って待っていました。
今日の福音で、モーゼとエライジャを表した目的は、イエス様の救い主としての役割を認めることです。
モーゼもエライジャも救い主が来ることを預言しました。
ですから、その箇所で、2人の預言は完全になります。
しかし、イエス様の救い主としての登場は、力のある軍人達のリーダーとしてではなく、自分の犠牲によって、救う方法です。
そのことは、弟子達にとって理解しにくいことでした。
救い主なのに、どうして苦しみを受けるべきなのか考えていました。
聖書の歴史の中で、この似ている箇所は、第一朗読のアブラハムとイザクです。
イエス様の物語に似ていることがあります。
アブラハムは、神様への信仰の従順な模範です。
また、イザクがお父さんのお願いを聞き入れることは、これも従順な模範です。
イエス様の受難と、イザクの受難は似ています。
両方とも山の上で行います。
イエス様の十字架上での受難の場所もゴルゴタの丘でした。
第一朗読のイザクの上に木を沢山置きました。
イエス様の場合は重たい木の十字架を持たされることでした。
イザクの命を捧げる前に、天国からの声があり、止めるように言われたそうです。
イエス様は十字架上で、天のお父様に叫びました。
そして天のお父様はイエス様に応えるために、御復活により生き返ることができました。
それは、人間を救うことについての重要なポイントです。
このことと、祈りはどういう関係でしょうか?
今日の第一朗読と、福音の登場人物の共通のポイントは、皆、祈りの生活のなかで、神様の声を聞いたことです。
旧約聖書のアブラハム、モーゼ、エライジャの三人も別な場所で、神様と直接会話した部分が書かれています。
新約聖書の中で、弟子たちがイエス様から直接声を聞いて従いました。
イエス様も新約聖書の中で、何回も祈りのために放れた場所に行ったそうです。
イエス様の一番記録された場所はゲッセマネの庭でした。
その時イエス様は、泣きながら神様に祈ったそうです。
イエス様が、私達も霊的な生活において成長できるように、「祈りなさい」とアドバイスをしています。
もちろん彼の一番奨める祈りは、「主の祈り」です。
カトリック教会の祈りの特徴は、私達のニーズのために、神様から与えられるだけではなく、神様の存在を感じることが最も大切です。
そのために、祈ることは難しいことです。
互いからの話を聞くことは簡単ではありません。
忍耐と時間が大切です。
また、互いの存在を尊重するべきです。

どうぞ皆さん、今週四旬節の心の旅を進化させるために、アブラハム、モーゼ、エライジャ、弟子達、イエス様の模範に従って、神様の声のために祈りましょう。

2018.02.25 今週のお知らせ

225日(日)
四旬節第2主日
0930
教会学校
1100
納豆販売
0940
十字架の道行
1200
運営委員会
1000
主日ミサ



★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

2
26
(月)



27
(火)



28
(水)


 3
1
(木)
0700
1000
ミサ/聖心会
入門クラス

2
(金)
1000
1030
1030
初金ミサ
教会清掃/G
金曜作業G

3
(土)
0700
1600
1830

ミサ/入門クラス
共同回心式
English Mass


4
(日)

0930
0940
1000


教会学校
十字架の道行
主日ミサ







2018年2月18日日曜日

四旬節第1主日

第一朗読:創世記9・8-15
第二朗読:一ペトロ3・18-22
福音:マルコ1・12-15

皆さん、おはようございます。
ようこそ四旬節にいらっしゃいませ。
四旬節は日曜日なしの40日間の心の旅です。
ですから残りは36日です。
目的は、イエス様の模範に従うことです。
私達は皆、洗礼を通してイエス様の模範に従いました。
今年はB年のスケジュールで、イエス様の洗礼の祝日は18日でした。
聖書によると彼は洗礼を受けてからすぐ人生の目的について黙想する為に、砂漠の中で40日間の断食と祈りを行いました。
四旬節にイエス様が行った行為は、私達も同じことをしなければなりません。
そのために、額に灰をつけます。
そして、受けたときに伝統的な祝福は「あなたは塵であり、塵に帰っていくのです。」と神父が言います。
皆さん覚えていますか?
神様が最初の人間を創造した時に、土から造ったそうです。
その最初の人間は「アダム」です。
なぜなら、「アダム」の意味は土からつくったものです。
そのために、このイエス様の記念の黙想会を始めるにあたって、灰を額につけます。
毎年、四旬節の目標は、私達の人生をどのように、過ごしているか計るためです。
イエス様は人生の目的について新しい掟を発表しました。
「神様を愛し、自分を愛し、隣人を愛しなさい」です。
悪魔は神様の敵です。
神様の国の反対のものです。
ですから、私達も、悪魔を退ける課題があります。
悪魔は少し怖いイメージですが、私達がイエス様と同じ神様への信仰があれば、悪魔の誘惑を一つずつ回避することができます。
それは今日の福音の箇所の内容です。
少し教皇様フランシスコの言った言葉を話したいと思います。
皆さん聞きましたか?
最近教皇様が、ローマでのミサでの説教の中で、主の祈りの一つの文章について、説教しました。
彼の主の祈りの心配な部分は「わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。」という箇所です。
TVインタビューで教皇様は、その部分の代わりに、「わたしたちが誘惑におちいらないように」と改善したいと述べました。
主の祈りは、ルカによる福音とマタイによる福音に書いてあります。
ルカもマタイもギリシャ語で自分の福音を書きました。
アメリカのボストンカレッジでは有名な新約聖書の先生が、教皇様の意見に賛成しています。
彼にとって、その先生は「ステグマン(イエズス会神父)」によると、「ルカ」と「マタイ」の意味は、最後の晩餐と意味が通じているので、教皇様の小さな変化は大丈夫です。
新約聖書の中で、この変化についてヤコブへの手紙113節に書いてあります。
この内容が、神様が人間を誘惑しないという内容です。
また、聖パウロのコリントへの手紙1013節に「神様がその人の力以上の誘惑から救ってくれます」と書いてあります。
その二つの新約聖書の手紙によって、神様が私達の命の救いをコントロールするというメッセージです。
しかし、いつも神様が人間に自由を与えます。
その背景は神様が最初につくられた愛する息子「アダム」のリンゴを食べた失敗を許しました。
振り返って、アダムは申し訳ない気持ちで一杯だと思います。
フランシスコ教皇様の模範はフランス語とスペイン語の主の祈りの翻訳です。
その翻訳は、先ほど言った「誘惑におちいらないように」と言う意味です。
何年か前に、イタリアの国の司教たちもフランス語とスペイン語と同じように翻訳すると決めました。
あとは、残りの世界の国々では問題が残ります。
教皇様の重要なポイントは、神様が人々を誘惑するという意味ではなく、悪魔が心をひくものを用意するということです。
そのポイントをもっとはっきり理解する為に、今日の福音の箇所に戻りましょう。
今日のマルコによる福音は、短いですが、沢山の意味を含んでいます。
例えば、野獣という言葉は意味があります。
皆さん、ご存知のように、野獣は本能のままに行動します。
例えば、お腹がすいたライオンが、狩りをし美味しいシマウマを食べるかもしれません。
残念ですがこれは自然の法則です。
問題は、私達人間もその野獣のような行動をします。
理由もなく、他の人間に暴力を振るったりします。
皆さんも聞いたと思いますが、アメリカで灰の水曜日の日、若者が銃を乱射し、17人の学生と先生達を殺そうとしました。
寂しいですね。
しかし、イエス様の人生の模範は全然違います。
イエス様が自分の人生の時間を他の人々を助けるために過ごしました。
そして、聖金曜日に、全ての人間を霊的に救う為に、自分の命を捧げました。
ですから、イエス様が私達に施しの模範を示します。
私達カトリック信者の人生の目的は、周囲の人々を愛を通して仕えることです。

どうぞ皆さん、残りの36日間、イエス様の模範に習って、悪魔の誘惑を退けて、自分の人格の野獣の態度を乗り越えて、日本の社会に愛があふれるように、言葉と行いを通して頑張りましょう。

2018.02.18 今週のお知らせ

0218日(日)
主日ミサ(灰の式) 四旬節第1主日
0930
教会学校
1100
典礼・広報部会
1000

主日ミサ(灰の式)
1100

聖堂清掃





★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)


02
19
(月)
0615
ミサ

20
(火)
0615
ミサ

21
(水)
0615
0900
ミサ
業者清掃
 
22
(木)
1000
1200
養成クラス
聖堂清掃

23
(金)
1830
ミサ

24
(土)
0700
1100
1830
ミサ(入門クラス)
教区カトリックセンター竣工感謝ミサ・内覧会
English Mass

25
(日)

0930
1000
1100
1200



教会学校
主日ミサ
福祉納豆販売
運営委員会


2018年2月11日日曜日

年間第6主日

第一朗読:創世記3・16-19
第二朗読:一コリント10・31~11・1
福音:マルコ1・40-45

皆さんおはようございます。
1992年教皇様ヨハネバル2世から世界病者の日が始まりました。
彼が、211日を選びました。
なぜなら、その日は、はじめて若いバーナデットがルルドの田舎でマリア様に会ったからです。
当時に教皇様に病気がありました。
彼は、マリア様の助けを信じて日々教皇様は仕事を続けることができると信じていました。
その素晴らしいことで他の病者たちを励ますためにこの日を始めました。
バーナデットは、人間として初めて聖母様の口から「私は無原罪マリア様」と紹介しました。
その後、バーナデットはマリア様と17回会えました。
バーナデットとマリア様の相談の中で、マリア様はバーナデットを指をさして「バーナデットさん、この地面を掘ってください。」と頼みました。
すると水があふれました。
そして、皆さんご存知だと思いますが、その水を通してたくさんの病気を治しました。
しかし、不思議にバーナデットはその水を飲まず、シスターになってからひどい病気にかかりました。
バーナデットにとってマリア様のイエズ様の愛はともに心にあったので、満足でした。
そして、若い年に天国に行きました。
マリア様からとバーナデットから別々のことを学べます。
マリア様から学んだことは、神様は人間すべて愛します。
人間の苦しみは神様の望みではありません。
その水は、神様の愛の印です。
信仰を通して神様の恵みを頂くことができます。
そして、私達元気な人々、特に医療専門職の医師、看護師、管理栄養士、助産師たちは専門的知識・技術とケアを通して他の人間を癒す力を与えることができます。
それは、愛の印です。
マリア様は、イエス様を妊娠した時から十字架の死までと、御復活の出来事の目撃者でした。
ですからマリア様はイエズ様の癒す力を知っています。
マリア様は優しいお母さんとして私達息子の物語を話したいです。
私達もイエズ様を信じれば、希望ある人生を過ごすことができます。
難しいことがあっても乗り越えることができます。
また、バーナデットの姿を見ましょう。
バーナデットは、特別な恵みをいただいてイエズ様と同じように苦しみを我慢することができました。
バーナデットを通して学んだことは、2つの癒すことあります。
身体を治すことと魂を治すことです。
バーナデットは魂を治すことを選択したようです。
彼女は素晴らしい女性でした。
今日の福音の中でハンセン病の患者さんは、神様の愛を示しました。
彼らは、当時の社会の中で不十分な医療のケアと社会の差別の厳しさを受けました。
私は12年間韓国でハンセン病病院に勤めていました。
私は当時の韓国人のハンセン病への差別を見てきました。
ひどかったです。
その病気を通して、その人は人間ではないという人がいました。
時間はかかりましたが、その態度が変化しましたので、本当に神に感謝です。
その時代から私達を癒す力を考えましょう。
差別も周りの人々に苦しみを与えます。
ですから、私達の心が変化すれば周りの人々を苦しみから解放することができます。
その心の変化は愛です。
どうぞみなさん今日の美しいロードの祝日を祝いながらマリア様の心を習いましょう。
彼女と同じように私達も愛の業、愛の言葉を通して周りの人々と全然知らない人々にも助けましょう。

その素晴らしい愛あふれるために今日暇がある時に何回もマリア様の祈りを唱えましょう。

2018.02.11 今週のお知らせ

0211日(日)
子供ミサ(森田師) 世界病者の日
0930
教会学校
1100
ブロック例会
1000

子供ミサ(森田師)

1100
1100
病者の塗油
青年コーヒー




★今週の予定★(掲示板などで再確認してください)

02
12
(月)





13
(火)



14
(水)


1000
灰の水曜日

ミサ
 
15
(木)
0700
1000
ミサ(聖心会)
入門クラス

16
(金)
1000
1830
教会清掃(3グループ)
ミサ

17
(土)
0700
1000
1830
ミサ(入門クラス)
合同ブロック会議
English Mass

18
(日)


0930
1000
1100
1100


四旬節第1主日

教会学校
主日ミサ(灰の式)
典礼・広報部会
聖堂清掃