2018年4月1日日曜日

復活の主日

第一朗読:使徒言行録10・34a、37-43
第二朗読:一コリント5・6b-8
福音:ヨハネ20・1-9

皆さん、御復活おめでとうございます。
ハッピーイースター!!
イースターは私たち人間の物語のハッピーエンディング(良い終末)です。
天のお父様は、このイベントをアダムとイヴの失敗の時から計画していました。
なぜなら、神様は私たち人間を愛していたからです。
偶然ですが、イエス様の十字架の死と御復活も庭の中で行われました。
それは、楽園に似ているでしょう。
イースターのハッピーエンディングの内容は、イエス様がアダムとイヴの間違いを正しました。
それによって神様の赦しの力を表します。
もし神様が、その愛を通して私たち人間を赦して下さるのであれば、私たち人間もお互いの罪を赦しあわなければなりません。
ですから、イースターを通して世界は新たに生まれ変わります。
それは英語で「new beginning」です。
日本でも四月から、新しい勉強年が始まりますし、社会でも新たなスタートが始まります。
その通りに今年のイースターは私たち、学校の教職員、学生、院生、両親に必要な新しい力を与えられます。
イエス様の十字架の死を通して、周囲の人々のための愛と犠牲を示しました。
学生の皆さん、どうぞイエス様の模範に従ってください。
昔のアダムとイヴは、自分の満足感のために、禁止されたリンゴを食べましたが、イエス様が周囲の人々を助けるために、難しい仕事を喜んで受け入れました。
イエス様の仕事は救い主の仕事でした。
それを通して十字架の苦しみもありました。
学生の皆さんは今年、新しい勉強年が始まって、酷い十字架の苦しみはありませんが、難しい勉強が待ち受けているかもしれません。
その勉強は皆さんの、心と頭の成長を促すでしょう。
そして、勉強を通して、将来社会のために、素晴らしい貢献をすることができます。
頑張ってください。
イエス様の精神は、チームワークでした。
周りの友達をイエス様は信頼しましたので、素晴らしい貢献をすることができました。
学生の皆さんも、学校の新しい友達を信頼しましょう。
そして、イエス様の弟子たちがイエス様を良い先生として慕ったように、皆さんの先生たちから学んで尊重して下さい。
両親の皆さんも、このイースターから新しい力を頂いてください。
イエス様の両親、ヨセフ様とマリア様は、神様から任された息子イエス様を懸命に育てました。
彼らの模範を通してイエス様は沢山学んだでしょう。
皆さんも同じです。
神様から頂いた子供たちは、特別な役割があります。
それを達成するために、皆さんのサポートと愛の模範が大切です。
間違えずに聖ヨセフとマリア様の愛の溢れる模範は、イエス様の人生に大きな影響を与えたでしょう。
また、祖父母の皆さんも退職しても、神様から人生の終わりまで、まだまだ大切な役割が与えられています。
それは、自分の子供達の家族のサポートが必要だからです。
その中で、家族のために祈りの模範が大切です。
皆さん、御存じでしょう。
今の日本では、若者たちが洗礼を受けても、忙しい中で教会にあまり熱心に通っていないことがあります。
そのジレンマの中で祖父母の皆さんの模範が大切です。
例えば、皆さんの子供たちの家族が、自分の父母の祈りの姿を見て、改めて自分の祈りの生活を見直すことでしょう。
やはり年長者の信者の皆さんは大切な福音宣教者たちです。
頑張って下さい。
特に、いま世界の雰囲気は、軋轢があるものになりましたので、若者たちが苦しんでいます。
欧米でもアジアでも政治的人物において、国民が苦しんでいる国もあります。
この雰囲気を乗り越えるためにイエス様のような価値観の素晴らしいリーダーが必要でしょう。
2000年前に天のお父様は、人類への愛を通して、希望を与えるためにイエス様を死から復活させました。
それも、現代の社会のリーダーたちのために素晴らしい模範です。
私たちも信者として、周りの人々が、絶望に陥らないように勇気づける言葉と愛の業を通して希望を与えましょう。
それは神様の精神と愛の模範です。
今日の福音の中で、聖マグダラのマリア、聖ヨハネ、聖ペトロは友達のイエス様の出来事のために、愛を通してお墓まで走りました。
私たちも2018年の中で、彼らの模範に倣いましょう。

自分の我がままな態度を捨て、周りの人々のニーズを満たすために、愛を通して走り続けましょう。