2017年4月23日日曜日

復活節第2主日(神のいつくしみの主日)

第一朗読:使徒言行録2・42-47
第二朗読:一ペトロ1・3-9
福音:ヨハネ20・19-31

みなさんおはようございます。
今日の素晴らしい福音を説明するために、私が、韓国でナースボランティアの時の院長を紹介したいと思います。
そのドクターは、残念ながら六年前に亡くなりました。
ドクターは韓国人ですが、日本に留学して東大で医師になりました。
日本語も堪能でした。
戦争が終わってから、彼は韓国に戻って、結核や、精神病、ハンセン病、国立の病院の院長でした。
彼は私を韓国にボランティアとして呼びました。
ドクターは生まれた時に、ポリオの病気で右足が短くて、いつも特別な靴や杖を使って生活していました。
彼の大変な個人の苦しみを通して、患者さんの中で人気者になりました。
それは、自分の傷があるので、患者さんの苦しみを分かち合うことができました。
本当に外来の場所で、彼が患者さんの間で話していた時に、誰が医師か患者さんかわかりませんでした。
彼の大きな心で私達外人のボランティア達を患者さん達を助けるために呼びました。
最初に国が外国人の看護師を反対しましたが、彼がこのハンセン病は国際的なジレンマなので、国際的な専門職たちを韓国の国立病院に来ることは素晴らしいことだと説明しました。
また、私達外国人は、ハンセン病のために差別の気持ちを持っていませんでした。
私が病院に勤めた時に患者さんが3500人でしたが、看護師は23人しかいませんでした。
その理由は、韓国人の看護師達と医師達が怖がったからです。
その背景で私は今日の福音の箇所を新しく読みました。
御復活されたイエス様が疑い深いトマスに会った時に、自分の傷を通して、御復活の根拠を確認させました。
それは、その韓国のドクターも自分のポリオを通しての自分の傷を当時の韓国のハンセン病患者達に希望も与えられました。
イエス様もドクターも癒し人でした。
何年前にベルギー神父のヘンリー・ナウエンがそのアイディアで本を書きました。
日本語の翻訳あるので、時間があればぜひ読んでください。
この重要なポイントは私達の傷ついた状態を通して、周りの人々に命の源になることです。
イエス様とドクターは自分達の難しい人生にインスピレーションを与えてくれます。
そのために、私達はミサに参加することが大切です。
神父が信者達に祝福されたパンを配る前に、分けて、見せますね。
それはイエス様の傷ついた身体です。
イエス様は私たちのために愛を通して、その傷を我慢しました。
私はそのハンセン病病院に行った時に、患者さん達を苦しい生活に希望を与えるために、ドクターの許可を貰って当時ヨハネ・パウロ二世の韓国の訪問の時に私は彼に島のハンセン病院に訪問してもらえるように手紙を書きました。
奇跡が起こって、ヨハネ・パウロ二世が来ました。
偶然ですが、今日の慈しみの主日はヨハネ・パウロ二世教皇様が作った主日です。
ポーランド人のシスターファウスティナを聖人に列聖しました。
シスターファウスティナは1931222日に自分の修道院の部屋の中でイエス様が現れ、会いました。
そしてイエス様の身体の傷から光が出てきました。
イエス様のこの様子を絵で描いて教会の中に貼ってくださいと言いました。
そして絵の下に、『イエス様、私はあなたを信頼します。』と書いて下さいと言いました。
彼女は絵を描くのが上手くなかったので、描いてくれる人を探してイエス様の言うとおりにしました。
そして、シスターの霊的な指導者である神父が、1935428日、今日と同じ復活節第二主日にその絵を信者達にミサの中で発表し、イエスさまに感謝をしました。
それは82年前のことです。
とても偶然ですが、今日の福音の内容ととても似ています。
聖トマスがイエス様の傷によって、彼の存在を信頼することです。
ですから、イエス様のシスターに言った言葉は今日の福音の中でイエス様が疑い深いトマスの話と同じです。
やはり、皆さん、素晴らしいポイントは私達がイエス様に信仰よりもイエス様が私達に信仰を持っています。
それを信じて人生頑張りましょう。
イエス様と同じように自分の傷を恥ずかしがらないで、それが神様の栄光のために、頑張りましょう。
私個人ですが、先ほど話したドクターに沢山の感謝している理由は彼のおかげで、意味ある仕事を探したり、ヨハネ・パウロ二世教皇様に会うことができました。
彼が日本で勉強しましたので、私が神父になって、福音宣教のキャリアのために日本を選択しました。
彼が亡くなる前に何回も東京と室蘭を訪問しました。
イエス様と私の本当のお父さんの後で、ドクターは私の人生で最も影響を与えた人です。

それは、傷ついた癒し人だったからです。