第二朗読:ヘブライ4・14-16、5・7-9
ヨハネによる主イエス・キリストの受難:ヨハネ18・1~19・42
皆さん、こんばんは。
エジプトは、今年の聖週間は酷いテロで始まりました。
二つのキリスト教会は爆弾で破壊され、沢山の信者達が殺されそうになりました。
イスラム教のテロリスト達がこの事件を認めました。
とても残念ですね。
聖週間なので喜びいっぱいで祝うべきですが、反対に酷い苦しみになりました。
その事件を考えるとイエス様の十字架からの叫んだ言葉を理解します。
「我が神、我が神、どうして私をお見捨てになったのですか」
私達日本に住んでいるカトリック信者達は、最近エジプトで行われたテロは心配の必要がありません。
日本は世界中で一番安全な場所かもしれません。
いたずらをする人がいるかもしれませんが、私個人で悪い体験をしたことはありません。
もちろん、現代は平和的な雰囲気がありますが、日本でも400年前にエジプトに似ていたそうです。
その時は迫害の時代でした。
私達は本当にラッキーですね。
そのために私達、今晩神様に感謝いたしましょう。
しかし、日本でも苦しみが沢山あります。
私は週末に病院や施設にあちこち訪問します。
その時に病者の秘跡を授けます。
その秘跡を授けながら病気になった信者と家族も安心感をもたらします。
それは私の存在ではなく、イエス様の存在があるからです。
本当にこの病者の訪問を通して、ベッドにいる病人の信者の姿を見て、十字架上のイエス様の存在に似てると思います。
その時私が神父になって良かったと感じます。
皆さん御存じのように私は、看護師から神父になりました。
看護師は、患者さんに薬を渡して苦しみを減らすことができます。
神父として、私は聖水、聖油、御聖体、祈りと、私の存在を通して、同じような苦しみを減らすために伺います。
病者の訪問の珍しいことは、お見舞いをした病人が沢山私に「ありがとうございます」とあいさつをします。
その言葉を聞いて、神様の恵みが病人に伝わっていると思います。
素晴らしい瞬間です。
今日の十字架上でマリア様、聖ヨハネ、マグダラのマリアが、イエス様が死ぬ時に彼のそばに寄り添っていました。
その愛の模範が、私達の現代の信者達も学ぶべきです。
原罪を通して、病気のように私達の命を汚しました。
原罪を乗り越えるために、癒すために愛が一番大切な治療です。
イエス様が私達に治療を教えましたので、どうぞ皆さん、その方法で社会を癒しましょう。
この愛を通して、私達はイエス様の命に感謝します。
彼の人生の犠牲は無意味ではありませんでした。
本当にイエス様私達を救ってくださりありがとうございます。
これから私達も頑張ります。
ありがとうございます。