2017年12月25日月曜日

主の降誕(日中のミサ)

第一朗読:イザヤ52・7-10
第二朗読:ヘブライ1・1-6
福音:ヨハネ1・1-18、または1・1-5、9-14

皆さん、おはようございます。
クリスマスおめでとうございます。
メリー・クリスマス!
昨日はとても美しい2つのミサとパーティでしたね。
本当にクリスマスの気持ちにあふれています。
今年もイエス様の誕生日のために、たくさんの協力、貢献の姿を見ることができて、本当にイエス様が私達の本当の家族だと感じています。
典礼、飾りの仕事、寺社の仕事、美味しいものの準備、印刷の準備、子ども達の準備、財務課の仕事などはイエス様のためのプレゼントです。
ありがとうございました。
そして、今日のミサでイエス様の新しい姉妹を連れてきました。
嬉しいですね。
ご両親、おめでとうございます。
クリスマスの日に洗礼を受けることは素晴らしい恵みです。
クリスマスは大好きな典礼のひとつです。
そして今日のミサの後で飛行機に乗り、アメリカに午後到着して、もう一度クリスマスを祝うことができますので、ラッキーですね。
ふるさとに行く道で考えると、子どもの頃、劇場に出たことを思い出しました。
父と母は、大学で演劇部だったので、私達子ども達もそうでした。
子ども時代から大学生まで、町のミュージカルに出てきました。
その中で面白いものは、劇作家ワイルダーが1938年に書いた「わが町(Our Town)」です。
内容を簡単にまとめます。
町の名前はグローバー・コーナーズです。
スターはエミリーです。
病気のため20歳頃に天国に行ってしまいましたが、彼女は、町に戻り人々が楽しく生活するために訪問をしようとしました。
神様が「大丈夫です。あなたの人生をもう一度生きられるように許可します。しかしあなたはがっかりするかもしれません。」と言いました。
エミリーは頑張りたいと言い、12歳の一日に戻りたいですと言いました。
地球に戻って、両親と友達に人生の素晴らしさについて示しましたが、皆さんは変わりませんでした。
彼女がバスに乗った時、運転手さんに「人々が人生の素晴らしさを理解できるでしょうか」と聞きました。
運転手さんは「忙しいからあまり気にしないと思います」と答えました。
エミリーはがっかりして天国に戻った、という話です。
皆さん、わが町と同じように、今日は、ベツレヘムと天国はつながっています。
その証拠に、天使達が表したり、羊飼い達にメッセージを伝えたりしましたね。
一年の中で、神様がもう一度命の素晴らしさについて気付けるようにしてくれました。
わが町の劇のスターはエミリーですが、クリスマスのスターはイエス様です。
彼が、天国からいらっしゃる目的は、私達の暗い生活に光を照らすためです。
それは今日の第一朗読の内容についてです。
創世記の始まりに、神様が登場します。
天のお父様の最初の行いは、言うことです。
イエス様も、いらっしゃってから言葉を通して、神様と天国について伝えました。もちろん、今日の幼子イエス様は赤ちゃんなのでまだできませんね。
今朝、お御堂の中で私達は、このイエス様の言葉を聞いて、彼の誕生日に感謝するために来ました。
ですから、私達は、わが町の市民と違いますね。
昨日の夜の福音に、天使達が羊飼い達にお知らせして、イエス様を探す旅が始まった場面がありました。
やはり、私達はイエス様と知り合いになって、人生が変化しました。
イエス様の兄弟姉妹になったので、小さな犠牲、大きな犠牲も喜んで行います。
わがままな態度でアダムとイブが罪に落ちました。
原罪を犯しました。
このような歴史を知って、悪魔の誘惑、わがままの誘惑をしりぞけるために、他者への貢献のために生活します。
彼女のご両親に、この責任を任命します。
彼女を立派なイエス様の姉妹に育てるために、言葉、行い、態度を通して、愛がいっぱいの人間性を育てるために、自分の心を変えていくことが必要です。
よろしくお願いします。
今年は私達カトリック円山教会の80周年です。
80年、このお御堂でイエス様の誕生日を祝いました。
それは素晴らしい賛美です。
この長い歴史のおかげで、今、カトリック円山教会は北海道の中で第2に大きい教会です。
どうぞ皆さん、私達も、わが町のエミリーの心を持ちましょう。
そして、札幌市民のために、意味ある素晴らしい人生を感じることができますように、言葉と愛の業を通して、示していきましょう。
最後に、皆さん、良いお正月を過ごして下さい。
私もアメリカから皆さんのために祈ります。

少し早いけど、ハッピー・ニューイヤー!また、メリークリスマス!